八王子ラーメン横丁 いっぱしや

いっぱしみそらーめん650円。しっかり味付けの特製の角煮は、店名を冠したこのラーメンでしか食べられない。

いっぱしみそらーめん650円。しっかり味付けの特製の角煮は、店名を冠したこのラーメンでしか食べられない。

ラーメンと一口に言っても系統やお店によって全然違います。同じお店の同じ味噌ラーメンであっても、作り手のこだわりによって色々バリエーションが生まれます。

らーめん いっぱしやは、のれんに書かれたみそ処の文字通り、とことん味噌にこだわったお店。醤油ラーメンも置いていますが、味噌ラーメンだけで八種類、この他に夏には味噌ベースのつけ麺も。
醤油ベースの八王子系ラーメンに親しんだ方にも、きっとお気に入りの味噌ラーメンの一品を見つけることができるお店だと思います。

 

 

個性的な外観。店長さんが関わられたという内装や食器もいい感じです。

個性的な外観。店長さんが関わられたという内装や食器もいい感じです。

店長さんの一押しは、店名を冠したいっぱしみそらーめん。このラーメンでしか食べられない特製の豚角煮が載っています。

しっかり煮付けた噛みごたえある角煮は、それだけで食べると甘めに感じるのですが、麺と一緒に口にした時のバランスが最高。

 

北海道の赤味噌が主体の合わせ味噌、札幌味噌ラーメンの流れを汲む味噌ダレ。何種類もの煮干でダシをとった魚介やや強めのスープがそれを引き立てます。 
味噌ラーメンには太めの麺がよく合います。やや縮れのある麺はスープも絡み、喉越しもいい。 清湯スープも濃厚な角煮も、基本は弱火でじっくり煮込みます。

味噌の豆知識
 味噌は、材料によって大きく米味噌・豆味噌・麦味噌と、それらを調合した調合味噌に分けられます。
仙台の赤味噌(田舎味噌)、信州の白味噌、京都の西京味噌などが有名。九州・四国あたりでは麦味噌(黒味噌)が多いようです。
その他、毎日の食卓に欠かせないものだけに、日本各地に様々な種類の多彩な味噌が存在します。

 

一口メモ
・麺 中太ややちぢれ麺
・具 角煮、メンマ、モヤシ、ネギ
小口切りいっぱしみそらーめんの角煮はこってり甘めに味付けしたものを直前に鍋で温める。 肩ロースのチャーシューもトロトロに柔らかく人気。肩ロースのチャーシューもトロトロに柔らかく人気。
・スープ(+タレ) 清湯スープベース。鶏ガラ、豚ガラ、煮干数種、鰹節、昆布、香味野菜(玉葱、人参等)
タレに使用される各種の味噌は、基本的に産地直送品。
・系 列 独立店。
某FC店としてスタートしたが、味噌ラーメン専門店に特化し独自の発展を遂げている。
・一人当りコスト 五百円強
特産品というものは特に使用していないと店長さんはおっしゃいますが、スープ一口で明らかに違いの分かる食材が。 お店の顔ともいえる各種味噌は、基本的に産地直送品。

 

 

木目調の壁に貼られた味のある絵と、壁に埋め込まれた丼。丼は、実際にお店で使用されているもの。

木目調の壁に貼られた味のある絵と、壁に埋め込まれた丼。丼は、実際にお店で使用されているもの。

店長さんは札幌ラーメン系のFC店で六年ほど修行された後に、平成一五年七月、今のお店を開店されました。 
とにかく味噌が好きだった。 
そんな店長さんの思い入れは、スープを一口いただいただけで分かります。とにかく、味噌が美味しい。 
もともと味噌に詳しかった訳でなく、一から勉強しながら、ラーメン仲間と一緒にメニューを考案されたそうです。 

北は北海道から南は九州まで日本各地の味噌を使ったラーメンは、一つ一つが「味噌ラーメン」という枠に閉じ込められない、違った表情を持っています。

 

店長さんデザインのオリジナルの丼は麺によって一つ一つデザインが違う。この大きさと重さがまた、いい感じ。

店長さんデザインのオリジナルの丼は麺によって一つ一つデザインが違う。この大きさと重さがまた、いい感じ。

大振りの味のある丼。ひとしきり食べ進んで、ふと気づくと丼の腹に大きくしっかりと「いっぱし」の文字が。各麺の名前が一つ一つ書かれた丼は、店長さんデザインによるオリジナルです。 
「これがまた高いんだよなぁ」と、聞いてもいないのについ自慢したくなるお気持ちも、よく分かります。 
お店の内装も楽しいお店、何が一番良かったといえば、実は、店員さんたちの爽やかで親切な対応だったりもします。

 

いっぱしや
場所 八王子市石川町1207 [現地周辺地図]
TEL:042-643-1009
(八高線小宮駅歩10分)
営業時間 11:30~14:30
17:30~22:00
定休日 毎週 火曜日

 

※この記事は平成18年10月に書かれたものです。