八王子ラーメン横丁 藍華

ラーメン550円。きれいな飴色に澄んだスープとこってりの油。食欲をそそります。

ラーメン550円。きれいな飴色に澄んだスープとこってりの油。食欲をそそります。

今回は、南放射線ユーロードの先、春の満開時の花水木の美しさからその名をとった、みずき通り沿いにある「藍華」を訪れました。 
八王子のラーメン通の間では、店長さんのお母様が経営される「杏華」と併せて有名なお店です。 
現れた店長さんはかなりラーメン通らしく、取材の相手としては、正直少々厄介なところ。 
さて、どうなることやら。

 

いちょうホールのすぐ近く、モダンな感じのビルに、和の一角。

いちょうホールのすぐ近く、モダンな感じのビルに、和の一角。

「藍華」取材に来ていながらぶしつけにも、まずお母様経営の「杏華」について質問してみました。 
ところが、「杏華」は去年閉店してしまわれたとのお話。
体力的に限界を感じ始めていたこともあり、お母様は引退してしまわれたそうです。残念!そうと知っていれば事前に取材しておきたかった。食べ比べてみたかったですね。

 

特注の細い麺はいい感じにかたく、スープがよく絡みます。 
チャーシューは、かなり厚めで柔らかく煮込んである。食感のいいメンマはしっかりした味付け。 
スープはまろやか。よく煮込んであるので、全体が調和しています。 
オーダーするならやはりラーメン。お店の看板だけに、おいしいです。 
と言いつつも、隣のお客さんがオーダーしたつけ麺に気持ちが半分持って行かれてしまったのも事実。 
ラーメンとは違う太い麺に具だくさん、濃い色のスープ。 
これからの暑い季節につけ麺、いいですね。次回は絶対つけ麺と、固く心に誓ったのでした。

 

 

生花の卸売店が近くにあるためか、みずき通りは緑で溢れ、落ち着いた住宅街という雰囲気。沿道のお店も個性的な感じのお店が多いようです。

生花の卸売店が近くにあるためか、みずき通りは緑で溢れ、落ち着いた住宅街という雰囲気。沿道のお店も個性的な感じのお店が多いようです。

藍華は平成十二年十一月のオープン。 
店長さんはその頃三十歳くらい。それまでは、サラリーマンをされていました。 
お母様を手伝って厨房に入るうちにラーメン作りに目覚め、思い立ってすぐご自分でも開業。 
店長さんは八王子市内のラーメン屋さんにもとても詳しく、勉強熱心。「取材行っておいしかったお店ある?」こちらが逆に取材されました。

個人的にもラーメン好きの店長さん。お話を伺いつつ、大変勉強になりました。

個人的にもラーメン好きの店長さん。お話を伺いつつ、大変勉強になりました。

一口メモ
・麺 細ストレート麺
(「つけ麺」は、太ストレート麺)細麺は加水率を低くして食感を出した特注品。日によってやや縮れ気味。
・具 チャーシュー、メンマ、ノリ、刻み玉葱(ラーメン)他、麺による
・スープ カツオ節、昆布、豚骨、丸鶏、
野菜(玉葱、ネギ、他)、等他のどのお店より長時間じっくり煮こんでる、と店長さんの自信アリの一言。
・系 列 八王子系。去年まで宮下町にあったラーメン店「杏華」元店長さんが実のお母さん
・一人当りコスト 千円弱。

 

メニューはやはり杏華から受け継いだものも多いですが、藍華お勧めの「つけめん」等は店長さんが考えられたものです。 店長さんもおっしゃる通り濃い目の味付がクセになること請合い。店長さんが本当においしいと思うものを追求された、というだけあって、大好評です。 
店長さんは八王子系以外のラーメンも好きで、その時の気分で色々と食べにでかけます。でも、藍華はしばらくは八王子系でいかれるそうです。いつか違う系統のラーメンが食べられる日が来るかも?お楽しみに。 

特にこだわってることはない、普通に作ってるだけ、という店長さん。でも、逆に、研究熱心さとラーメンにかける意気込みが伝わってきます。 
一見、豪快でこだわらないタイプに見える店長さん。取材中しきりと「こんなんでページ埋まるの?」と、神経質に気にされてましたが。 
大丈夫です。結構いい記事になったんじゃないかと、思いますが。どうでしょう。

 

藍 華
場 所 八王子市元横山町2-22-3≪現地周辺地図
TEL 0426-21-0158
アクセス JR八王子駅 徒歩15分
営業時間 11:30~15:00 / 18:00~21:00(くらい)
休業日 不定休(月6日くらい)

 

※この記事は平成17年6月に書かれたものです。