八王子ラーメン横丁 吾衛門

店長さんのおすすめは、中華そば450円。やはりお店の味が一番出るので、最初は基本から入って欲しい。澄んだ色のスープ。粗めから超細まで不揃いに刻んだ玉葱が、食感と甘みを出している。チャーシューはとろける柔らかさ。

店長さんのおすすめは、中華そば450円。やはりお店の味が一番出るので、最初は基本から入って欲しい。澄んだ色のスープ。粗めから超細まで不揃いに刻んだ玉葱が、食感と甘みを出している。チャーシューはとろける柔らかさ。

今回は、ラーメンの街八王子の中でも激戦地の一つ、西八王子駅前を訪れました。いちょう祭りを目前に控え、いちょう並木も色づき始めています。
西八王子駅周辺は、この連載で取上げただけでもこれで四軒目になります。
一舎亭。トモエ。星のすみか。
これまでとりあげた三軒では、店長さん方の人情味が篤く、独創的な麺はそれぞれ個性が強かった印象があります。
今回はいかにも八王子系的な八王子系のお店らしいのですが、行列のできるお店と聞いては、いやがうえにも期待は高まります。
駅から近いのも嬉しい。

 

味と立地と居心地、人気が出るための条件を揃えたお店。並ぶのも、ラーメン好きには楽しみの一つでしょう。

味と立地と居心地、人気が出るための条件を揃えたお店。並ぶのも、ラーメン好きには楽しみの一つでしょう。

行列ができるという噂は本当だった!

訪問初日いきなり思い知らされました。比較的空いているとうかがった時間に訪れたのですが、お店に入りきれず道に並んだお客さんを見ては、さすがにお時間をいただくわけにも行かず。

 

国道二十号線沿い、追分の信号付近から続く甲州街道のいちょう並木も、十一月はちょうど黄葉の季節です。

国道二十号線沿い、追分の信号付近から続く甲州街道のいちょう並木も、十一月はちょうど黄葉の季節です。

後日再度連絡を入れ、出直しました。
その日も、行列こそできませんでしたが、お客さんは入れ替わり立ち代わり現れます。
お客さん達はお店を入るや自分で右手の給水器で水を注ぎ、それをもって席に着きます。皆さん常連さんのようです。
店長さんは「お店が狭いから並んじゃって」と恐縮されるのですが、それだけではないようです。

 

 

ご飯時をはずれても、お店がすくのを待っていたようにパラパラとお客さんが入ってきます。

ご飯時をはずれても、お店がすくのを待っていたようにパラパラとお客さんが入ってきます。

弱火で長時間じっくり煮込んだ時にできる、深く澄んだスープ。玉葱の甘さと辛みが釣り合い、奥の方にほのかな上品さが残る後味。 特注の細麺に、そのスープがよくからみます。 
こちらもじっくり煮込んであるらしく、箸でつまむと切れる柔らかいチャーシュー。 チャーシューもメンマもそれだけで食べてもおいしいのですが、麺と一緒に食べた時に際立たないように考慮して味付けられています。

 

 

見知らぬ同士で肩を寄せ合って、静かにラーメンをすするお客さんたちは、お店の混雑にはすっかり慣れている様子。常連さんが多いようです。

見知らぬ同士で肩を寄せ合って、静かにラーメンをすするお客さんたちは、お店の混雑にはすっかり慣れている様子。常連さんが多いようです。

全体のバランスを一番大事にする、という店長さんのお言葉通り、調和の取れた味。老若男女誰にも好かれるというのも、あちこち手を掛けているのにそれらすべてがバランスよくまとまっていて、安心して味わえるからでしょう。

 

一口メモ
・麺 細めストレート。赤池製麺特注品。スープがよくからむ。
・具 チャーシュー、メンマ、ノリ、玉葱みじん切り
チャーシューはとても柔らかく、箸でつまむと「トロリ」という感じで崩れます。
・スープ 豚骨、煮干、カツオ節、昆布、玉葱、ニンニク、他。
普通の一番バランスいい食材を使ってます。
・系 列 特になし。
片倉えびす丸店長さんはこちら出身。
・一人当りコスト 500円~1,000円
他のラーメン店に比べると、圧倒的に女性客が多い。お店の和やかな雰囲気のおかげで、女性でも気兼ねせず入れるからだろう。

 

中央線西八王子駅北口を出て、徒歩四分。

中央線西八王子駅北口を出て、徒歩四分。

吾衛門
場所 八王子市千人町3-3-3≪現場周辺地図
TEL:0426-63-6861
アクセス 中央線西八王子駅 歩4分
営業時間 11:30~20:00
※スープがなくなり次第終了
定休日 日曜日・祝日

 

※この記事は平成17年11月に書かれたものです。