八王子ラーメン横丁 毘沙門天

 

豊田駅北口を出て大通りを直進、多摩平交番信号で紀ノ国屋手前を左折し、公園の向かい側。

豊田駅北口を出て大通りを直進、多摩平交番信号で紀ノ国屋手前を左折し、公園の向かい側。

ぜひにと薦められて今回訪問したのは、八王子駅のお隣、豊田。昨年一二月に開店したばかりのお店です。話を聞いて居ても立ってもいられなくなり、さっそく確かめに行ってきました。

気になるのは、耳にも新しい鶏そば。
ラーメンと同じ値段なのに厚手の鶏チャーシューものっていて、トッピングも彩り豊か(全部で八種類)。澄んだ塩のスープにも惹かれます。

 

 

お店の看板である鶏そばが五五〇円、安い。特筆すべきは鶏チャーシュー。独自製法で作られた絶妙の食感、絶妙の味。スープは最初甘めかと感じたが、食べ進むとそうでもない。後味がいい。穴を開けて七分茹でた味玉、味付も良く黄身の濃厚さが十分引出されている。メンマが好みの味で、スープに調和した中にもピリ辛感、甘いだけじゃない。シャキシャキ白髪ネギに更に揚げネギ。糸唐辛子・水菜・ノリと彩りも美しい。

お店の看板である鶏そばが五五〇円、安い。特筆すべきは鶏チャーシュー。独自製法で作られた絶妙の食感、絶妙の味。スープは最初甘めかと感じたが、食べ進むとそうでもない。後味がいい。穴を開けて七分茹でた味玉、味付も良く黄身の濃厚さが十分引出されている。メンマが好みの味で、スープに調和した中にもピリ辛感、甘いだけじゃない。シャキシャキ白髪ネギに更に揚げネギ。糸唐辛子・水菜・ノリと彩りも美しい。

メニューが面白い。一般的なラーメン・チャーシュー麺に始まり、つけ麺や油そばなど、どれが看板になってもおかしくない品揃えです。その中でもやはり目を引くのが、お店の真の看板メニューである鶏そば。

出てきた麺は具だくさんで結構なボリューム。厚切りのチャーシューも、鶏肉だけにリーズナブルなのでしょうか。外側は焙ってあって香ばしく、中は肉の旨みと独特の食感。
スープには隠し味で柚子が沈めてあります。コクもしっかりありつつ、後味はすごくさっぱりしています。

 

昨年一二月にオープンしたばかりの店内はまだ新しく、木目調できれい。天窓から光が取り入れられている。毘沙門天は、夜にはお酒も飲めて、そのまま〆でラーメンが食べられるお店。壁にはラベルも美しい酒瓶が並ぶ。

昨年一二月にオープンしたばかりの店内はまだ新しく、木目調できれい。天窓から光が取り入れられている。毘沙門天は、夜にはお酒も飲めて、そのまま〆でラーメンが食べられるお店。壁にはラベルも美しい酒瓶が並ぶ。

材料を入れ火に掛け時間が経てば、とりあえずスープはできる。でも、その間にどれだけのことができるかで良し悪しは全然違ってくる。
洋食に関わった経験を生かし、センスと知識と自分自身の体をフルに使って作るラーメンは、一杯一杯の全てがこだわり。

一口メモ(鶏そば)
・麺 細ストレート麺
・具 鶏チャーシュー、味玉、メンマ、白髪ネギ、揚げネギ、水菜、ノリ、糸唐辛子
挽肉を詰めてオーブンで焼いた鶏チャーシューは、初めての味と食感、香ばしい風味。
・スープ(+タレ) Wスープ
鶏系…鶏ガラ、モミジ、丸鶏、香味野菜(人参、玉葱等)
魚介系…煮干、鰹厚削り、昆布、干し椎茸、甘海老(生)
生産者直輸入の岩手県産の鶏ガラ、首の部分(ネック)や胸軟骨(ヤゲン)付きのものを大量に使用。野菜は日野市内産。
・系 列 一店のみの独自
洋食方面で経験のある店長さんの独学によるオリジナル。鶏チャーシューもオードブルにヒントを得てできた。ラーメン一辺倒では出てこない発想。
・一人当りコスト 千円弱(昼)

 

 

おしゃれな店内。でも、それを売りにしている訳でもない。店員さんの応対も含めて、店内はすごく居心地がいい。たぶん店長さんも、まずは自分にとって、そしてお客さんたちにとって、居心地のいい場所を目指しているのだろう。

おしゃれな店内。でも、それを売りにしている訳でもない。店員さんの応対も含めて、店内はすごく居心地がいい。たぶん店長さんも、まずは自分にとって、そしてお客さんたちにとって、居心地のいい場所を目指しているのだろう。

チャーシューは、鶏そばのもの以外は一般的な豚肉のものです。 
毘沙門天のチャーシューは手が込んでいます。まず、縛って形を整えた肉の表面に強火で焦げ目をつけ、次に、水から一時間半かけて煮込みます。タレに浸けた後オーブンに入れて焼き、たっぷり一日置いておけば、できあがり。
鶏そばは細麺ですが、つけ麺と油そばには平打ちの太麺が使われています。また、鶏には柚子とさっぱり塩味が合うけれど一般のラーメンは醤油ベースと、それぞれに感じが違います。自分に合う一杯を探してみてください。

今は手が回らず注文に出していますが、将来的には、麺も自家製にしたいと考えているそうです。

 

「どこのお店で修行したとか。そういうのはいいからさ。今、こういうのでやってますっていうのをね。宣伝というか。さらっと書いてよ」
店長さんは、名よりも実を取るという感じ。これだけのことをやっている、表面の飾りはいいからまずそれを書いてくれと示唆されました。独自のチャーシューの作り方なども、もちろんここにある情報だけでは同じに作れませんが、惜しまず親切に教えてくださいました。

お昼は、ラーメンに御飯がセットになった、ランチメニューが断然お得です。
実はラーメンも凌ぐほど人気のある、毘沙門天特製の和牛ビーフカレー。こちらも、一週間に一度は日替御飯の一つとして登場します。
まだ開店から半年あまりですが、お話を伺っているとテレビや雑誌からも取材が相次いでいるご様子。皆さんも、今の内に押さえておくことをお勧めします。

 

毘沙門天
場所 日野市多摩平1-6-1《現地周辺地図
(中央線豊田駅歩5分)
TEL: 042-581-2939
営業時間 11:30 ~ 15:00(L.O.14:30)
17:00 ~ 翌2:00(L.O.1:00) (食材きれ次第終了)
定休日 月曜日

 

※この記事は平成19年8月に書かれたものです。