英語トリビア 鳳仙花と勿忘草によせて

鳳仙花(touch-me-not)と勿忘草(forget-me-not)によせて

まずは、鳳仙花(ほうせんか)の花名の由来のお話からです。
オリンポスの宮殿で宴が開かれていた時、お客様への土産品「黄金の林檎」が1つ無くなり、一人の女神に疑いがかりオリンポスから追放されました。女神は真犯人を捜しますが無念にも亡くなってしまいます。鳳仙花(ほうせんか)は、この無実の罪で追放された女神の化身と言われ、種を少しさわっただけでも飛び散るのは、「私は無実よ」という叫びだとされています。それで英語名が touch-me-not となった訳です。

 

一方、勿忘草(わすれなぐさ)には、こんなお話があります。
昔、ルドルフという名の騎士が、ドナウ川の岸辺に咲くこの花を恋人のベルダの為に摘もうと岸に降り、誤って川に流されてしまいました。ルドルフは最後の力を振り絞って摘んだその花を岸に投げて“Vergis-mein-nicht!((僕を)忘れないで)”という言葉を残して死んでしまいます。残されたベルダは、ルドルフのお墓にその花を供えて、彼の最期の言葉を花の名前にしたのだそうです。このドイツ語がそのまま英語のforget-me-notになったものです。

 

さて少し話しが違いますが、最近気になる英単語の一つにTakeがあります。
Take (直訳は「取る」)には、とてもいろいろな使い方があります。
Take a care. (気をつけて。)
I can take it. (理解できる。我慢できる。)
Take your seat. (おかけ下さい。)
Take it as it comes. (成り行きに任せる。)
Take off. (離陸する。)
Take off a coat. (コートを脱ぐ。)

皆さんは、いくつ分かりますか。Take it easy.(気楽に)読んでみて下さいね。
次回はwhatの使い方について触れます。お楽しみに~

 

※この記事は平成19年9月に書かれたものです。