3月20日・21日の2日間、鹿児島県知覧町での研修に
参加させていただきました。
この研修では「あるがままに気付く、不便を感じる」というテーマで
70年前に知覧から飛び立った、1036名の
特攻隊員の方々より多くの物を学ばせて頂きました。
私は学生の頃から歴史がとても苦手で、お恥ずかしいことに
知覧と聞いてもどこの県なのか、なにが起きた場所なのか
さっぱりわかりませんでした。
戦争とはなにか、特攻隊とはなにか、話を聞き知れば知るほど
衝撃の連続と共に自分が無知だということにかなりのショックを受けました。
今回宿泊した場所は私たちとほとんど同年代の頃に亡くなっていった
特攻隊員の方々が最後の夜をすごした「富屋食堂(現在は旅館)」。
当時特攻隊員の方々はどんな思いで知覧から出向していったのか
旅立つ前日はどんな様子だったのか
実際に資料館で彼らの思いを綴った遺書や当時の衣服なども
目にすることができ、とても貴重な経験となりました。
今現在、自分がとても恵まれている環境で生活しているのは
先人の方々がいたお蔭だということに感謝し、
このことを忘れてはいけないと思いました。
2日間という短い期間でしたが、
今までの自分を見つめ直す機会になりました。
ありがとうございます。
建物総合事業本部 M. M.