エイト社員ブログ「出産」

平成25年12月23日 午前0時23分、無事第一子を出産しました。

40週を過ぎて、まだかなぁと生まれる気配もないことを
心配し始めた朝に破水し、日付が変わってすぐの出産でした。

夫を会社へ送り出してからのんびりと準備をして産院へ到着すると、
診察室に入るとともに本格的に出産モードに突入。
ベッドで陣痛促進剤を飲んでいると足音がして
「あっ、夫が来たのかな」と思ったら義父。
椅子を勧めて、おしゃべりしていると実母到着。
夫が来たのは3番目。
12月なのに汗だくで、駅から走ってきてくれました。
駆けつけてくれる人がいることが嬉しかったです。

16時頃にはいよいよお腹が痛くなってきて、
心配する親を追い返して夫と二人でふうふう、う~んう~ん、
といいながら陣痛の間隔を計りつつ耐えるばかり。
 水を飲ませてくれたり、時計を見てくれたり、
この世の終わりのような顔で見守ってくれている夫の方が
倒れてしまうんじゃないだろうかと思いながら
過ごす時間はとても長く感じました。

20時に夫が帰宅してからは同室の方がいなかったので
思いっきり唸って、寝て(気絶?)、やがて時計なんて確認する余裕はなくなって…。
それでもいよいよ分娩室に入ったら明るい部屋で冷静になったのか、
妙に痛みも軽く、看護師さんと普通に会話ができ、
終わってみれは陣痛時間12時間の安産でした。

産み落としてから産声を聞くまでのほんの少しの時間が一番不安で、
いくら検診で大きな問題はなさそうだと聞いていても、
やっぱり元気な声をきいて、顔を見たときに大きく安堵しました。

おちんちんが立派についてるなぁ、男の子か
しっかり髪の毛が生えているなぁ
手が大きいなぁ
どっちに似ているかはよくわからないなぁ

とりとめもなく初めての対面に感想が浮かびます。

出産はうまれてくるまでわからないとよく言われます。
本当に生まれて顔を見て、初めてほっとしました。

息子よ、生まれてきてくれてありがとう。
出産まで支えてくれた多くの人たち、ありがとうございました

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建物総合事業本部 北片 真紀