先日社員研修旅行でカンボジアに連れて行って頂きました。
出発の空港に集合し、エイト恒例のカウントを待っていた時、
目の前を小走りに通り過ぎる人に思わず目をこすってしまいました。
サンフランシスコの妹なのだ。
(実はこの日の6日前から日本にいたのだが。)
妹の息子が婚約をして、その未来のお嫁さんのご両親にご挨拶のため
来日していたのです。
そして、その週の日曜日に姉と妹とその甥っ子と
一緒に母のお墓参りに行き、
その後は姉の所で少しだけ一緒にいて、懐かしい話や、子育てや、
2月に生まれた姉の孫とも会ったりしたばかりだった。
でも、妹の来日はハードスケジュール、
午後2時ごろに次の予定に出かけてしまい、
あまり長い時間一緒にいることは叶いませんでした。
なのに、社員旅行に出かけようとする、この同じ時間に
この偶然の出会いはきっと神様から頂いたプレゼント。
イレギュラーな行動をとってしまったにも関わらず、
快くお許し頂きました白柳社長にも感謝申し上げます。
妹とはゆっくりと話す時間もなく、
又いつ会えるのか分かりませんが感動の時間でした。
さて、カンボジアには直行便がないということで、
タイの空港で乗換えの旅です。
周知のとおりカンボジアには、
ポルポト派により一般市民が迫害を受け
惨殺されたとう悲惨な歴史があります。
その辛い歴史の場所、トゥールスレン刑務所跡地、
そしてキリングフィールドにも行かせていただき、
その場所に立った時、人間が同じ人間に対して
こうも残酷になれるものなのか? 言葉を失いました。
何故人間はこうも悲惨な過ちを繰り返すのか!
政治の正しいあり方は国民の幸せを守ることの筈ではないのか!
今、自分が幸せな世界においてもらっていることに
改めて感謝することができました。
そして、復興のために頑張っているカンボジアを応援する、
渡辺美樹さんや白柳社長、NPOその他あらゆる方々の志にふれ、
尊敬の意を新たにしました。
ガイドさんも素敵でした。
最後の日にもうカンボジアの通貨は使わないので
ホテルにあった募金箱に入れようとした時、箱が4つもあり、
ガイドさんにどの箱に入れたら良いかお聞きしたら、
「この箱にお願いします。病院に行けない子供たちの為の募金箱です。」
と教えていただきました。
後の3つは赤十字などのもっと大きい機関のものでした。
もちろん、どの箱も有意義なことに使って頂けると思いますが、
速攻で答えるトムさんの志も、すっごくかっこよかったです!
~続く~
海外事業部 係長 Y. M.