エイト社員ブログ 「1年間有難う御座いました!!」

10月10日に弊社の中山部長が亡くなられました。
いつも元気で、笑顔いっぱいで、
みんなに優しくて、本当に大好きでした。

僕が入ったのは、昨年の10月15日。
中山部長とは約1年一緒に働かせて頂きました。
中山部長との出会いは、昨年の8月の僕が就活生だった頃でした。
弊社の2次面接に来た僕に中山部長は面接が始まる前に、
「緊張しなくていいから、笑顔で頑張って!!」
と言ってくれました。
おかげで緊張も和らぎリラックスして面接に臨めました。

面接が終わった後も、
「今日はお疲れ様。とっても良かったよ♪♪」
と言ってくれたのが今でも印象に残っています。
次に会ったのは、最終面接の時でした。

最終面接と言う事も有り、
ガチガチに緊張して終わった僕に、中山部長が
「どうしたーー笑、今日元気なかったじゃん!?」と
笑いながら言ってくれたのも、
今でも覚えています。

おかげさまで、僕は今、「エイト」と言う大好きな
会社で働く事が出来ています。
入社してからも、部署は違いましたが中山部長は、
事有る毎に気を使ってくれて、
話しかけてくれました。

新入社員としていつも緊張してばかりだった僕に
いつも優しく接してくれた中山部長には、
本当に感謝しか有りません。

中山部長の癌が再発してからは本当に辛かったです。
でも本人が1番辛いのはわかっていたので、
エイトの社員は皆明るく中山部長に接しているのも分かり、
僕は本当に良い会社に入る事が出来たなと感じました。

そんな中山部長も入院する日が来てしまいました。
直ぐにお見舞いに行こうと思いましたが自分自身、
勇気が出ずになかなか行けませんでした。

弊社では会社の皆で朝7時と夜の22時に
1分ずつお祈りして、お祈りが終わったらスタンプを入れて
中山部長に少しでも元気と勇気を出してもらおうと
皆で力を合わせていました。

それ以外にも僕に出来る事は何か無いか?と考え、
入院中は病院内にずっといるので
きっと息が詰まりそうになっているだろうと思い、
僕が日常で体験した面白いエピソードを
Lineにて中山部長に送っていました。

内容を一部紹介します!!
しかし、本当に些細な出来事なのは気にしないで下さい・・・・。

ある日、僕がいつも通り朝ごはんをコンビニで買おうとした時、
財布の中に1万円札が1枚と言う極めて
ショッキングな出来事が起きました。
しぶしぶ、1万円札を使おうとした所・・・・・

Image1_5

お札の上に「これでマジ最後の1万」と書いてありました。
僕は、無性に悲しい気持ちになりました泣
このお札の旧持ち主、本当にお金無かったんだな・・・と
感じて思わず、お札を引っ込めて、
数百円の会計の為にお金をATMでおろし、会計をやり直しました。

その後すぐに中山部長にすぐにLineを送りました。
とっても笑って頂き(たぶん)、会話が弾みました。
実は中山部長は50m走が「6秒4」と言う
驚異的な速さだった事。(ちなみに北川は6秒2でした汗)
はい。自慢です・・・。

他にも、野球観戦が大好きで、高校野球をやっていた僕とは、
とても話が合う事や、バトミントンがとても上手だった事など、
色々話させて頂きました。

そんなこんなでLineをした最後に、
「北川君がこんなに話しかけてくれるなら、
入院して良かったよーー」
と、言われたとき、
僕は今まで何でもっと話しておかなかったのだろう・・
と後悔しました。

その後も、スタンプの内容を面白い物に変えて
何とかして元気になってもらおうと皆、
色々考えてそれぞれ頑張っていました。
例えば僕はこんなスタンプを送りました。

Image2_3

面白いかどうかは見る人次第です汗

みんなで必死にお祈り等をしましたが、
中山部長は10月10日にお亡くなりになられました。
まだ、とっても若く、元気いっぱいだった中山部長が
亡くなられたというのは本当に信じがたい事ですが、
僕の記憶の中ではいつまでも忘れないような、存在になりました。

1年間と言う短い期間でしたが、中山部長と一緒に
仕事が出来たこの期間、本当に仕事面でも、
内面でも成長できたと心から感じております。

「中山部長。
本当に今まで有難う御座いました。
僕も、中山部長のような皆から愛されて、
笑顔が絶えず溢れている、
そんな太陽のような存在になれるよう、
人生を全うしていきたいと思います。」

最後まで本当に優しく接して下さった中山部長、
そんな中山部長に出合わせて下さった、エイトと言う会社、
とっても仲間思いの社員の皆様に本当に感謝しております。
今一度、気を引き締めて頑張ります!!!

不動産事業部 北川 恭至