エイト社員ブログ 「電気錠の交換」

先日の午後6時過ぎに弊社のお客様である
康明会病院の事務長様より私の携帯に電話がきた。
こんな時間になんだろうと思いながら電話にでると

「遅くにゴメンなさい、病院の通用口にある扉の
カギが壊れたらしく開かないんです!
なんとかなりませんか??」とのSOSだった。

その扉は従業員の方々が出入りする通用口のため使用頻度も多く、
過去にも色々なトラブルがあり、
何度か私が修理をしていたからイメージはすぐに浮かんだので
「これから行きますので、少しお待ちくださいね」
と告げて向かうこととした。

ワンストップサービス用の工具をまとめ、忘れ物がないか考える。
たしか扉は鉄製の大きな物で内部は電気錠が組み込まれている。
それを制御するタイマーとコントロール盤は天井裏だったはず。

私一人では同時操作に難があるのとワンストップサービスを
経験して欲しいので、助手として我が事業部の
新人、外薗さんを連れて出発した。

30分足らずで到着し、すぐに状況を確認すると
扉のハンドルレバーが垂れ下がり内側のサムターンが
ぜんぜん回らない状態で扉は頑固に閉まったままだった。
電気制御も確認するがそのあたりは問題がなさそうだ。

これは完全にカギの内部が壊れている。

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皆さんの出入りに支障がでているので、とにかく開けないと!
で、色々な工具を使いチャレンジするがビクともしない!(^^;
扉内にあるカギユニットを取り外そうにも
扉が開かないとできないので話しにならない。

これは専門家に相談しないとダメか?
と考えいつもお世話になっているカギ屋さんへ電話で状況を説明すると
「それは扉のカギ部分を電動カッターで
切らないと開かないね!」と言われた。
やはりそうか、もっと早く電話すればよかった!(笑)

流石プロは判断が早い。

と云う訳で翌日の午前中に新品のユニット部品を持って
カギ屋さんが駆けつけてくれた。

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カッターで最小限の切込みを入れて開口を作り、
そこからホルソーでユニットに穴を空けると
カギの制御は解かれ、扉が開いた!(^^)
(なるほど!と感心しながら作業を見る私たち。)

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開いてしまえば後はそれほど難しい作業ではない。
古い電気錠ユニットを外して新しい物に設定を打ち込み取り付ける。
開けた開口もレバーのカバーリングでちょうど隠れるので問題なし。
機械的な動作とタイマー制御を確認して全て完了♪♪ (^^)

壊れた原因などを聞くと、内部リンクのピンなどが
磨耗して脱落してしまう事が多々あるらしい。
リンクが外れてしまうと修理は皆無で、
ほぼこの様な外科手術になってしまうのだ。
なので、この電気錠ユニットは常に在庫を持っているとのこと。

流石プロである。経験に基づく判断と作業が早い!
私たちも良い勉強になった。
次に同じようなSOSが来たら
「迷わずに切りますから安心して下さいね!」(笑)

今回のプロ!
元八金物店 通称:元八ロックの戸倉さん
迅速な対応ありがとうございました。m(_ _)m 感謝!

建物総合事業本部 副本部長 花村 忠昭