沖縄は8月15日から旧盆でエイサーや道じゅねーが
各地で盛んにありました。9月上旬までは毎週末に
エイサー祭りが開催されます。
沖縄の行事はいつも旧暦を中心に行われますので、
毎年カレンダーで確認します。
ここ数年、嘉手納営業所発行のサムライゲートでも
米軍に沖縄の伝統エイサーの記事や紹介を毎年掲載していましたが、
先日、100年以上の伝統を持つ平敷屋エイサー演舞を観に行きました。
衣装はとても質素な感じで、現在よく見るカラフルな
エイサー衣装ではなく、まったく違った雰囲気です。
太鼓もパーランクー(小さな太鼓)で昔からの伝統らしさが
伝わってきます。踊りも大きな動きはせず優雅で力強いかけ声で
黙々と演舞を披露します。
東と西の2チームに分かれ、パーランクー、男女の手踊り、
そして指笛で場を盛り上げるチョンダラーと3つのグループで
50名構成されており、すばらしい演舞を披露していました。
1チームで約1時間半という長い間演舞を披露します。
平敷屋はうるま市の勝連半島の太平洋側に面した小さな部落です。
近隣には米海軍基地ホワイトビーチがあります。
このエイサーのイベントを観るために日程を合わせて沖縄に来る
観光客も多く、この日の平敷屋は大勢の人で賑わっていました。
伝統行事がこうして間近で観られてとても幸せでした!
平敷屋エイサーに感謝!
開始は子ども会エイサーで始まりました。
力強いパーランクーでの演舞でした。
チョンダラーは指笛で場を盛り上がる存在です。
米軍・海外事業部 沖縄嘉手納営業所 所長 神谷卓哉