皆さんが自分の体を気遣う時、
それはどんな時だろうか。
疲れたな、と感じた時だろうか。
飲み過ぎだなと自覚した時だろうか。
寝不足にもかかわらず夜更かしをしてしまった時だろうか。
私もけして人のことを指摘できる
生活習慣を送っているわけではないが、
人はとかく自分の健康についてなおざりになりがちだ。
それは健康である人程、その傾向にあるのではないだろうか。
昔からの言葉で「医者の不養生」という言葉があるほど、
健康な人ほど油断してしまうものだ。
「健康であること」は、
実は簡単な事のようで非常に難しいことだ。
食事のバランスはしっかりとれているか。
毎日適度な運動は行っているか。
またそれらを気遣っていたとしても、
避けられない病にかかってしまう事もある。
だがある程度は自分の気遣いや努力により
怪我や病を遠ざけることはできるはずだ。
間食を我慢する、
駅を1駅手前で降りて歩く、
栄養のバランスを考えた食事を自分でつくる。
なんでもいい。出来ることは沢山あるだろう。
「じゃあ明日から」
「今ぐらいならいいか…」
と思っているあなた。
想像して欲しい。
自分が大きな怪我や病気になった時の事を。
きっとあなたは怪我や病気をする前の健康な状態に
戻りたいと後悔することになるだろう。
またその時、あなたを見守り世話をする
大切な人や家族のことを想像して欲しい。
あなたの知らないところで家族は、
きっとあなた事を何倍も心配し、苦労をかけているに違いないのだ。
そして今、
まさにその悪夢から戻ってこられたのだとしたら。
皆様におかれましても、どうか健康であることに感謝をして欲しい。
また、自身以外の人のためにも、
どうか健康であるよう心がけていただきたい。
大変えらそうに語っているが自戒の意味も多分にこめて。
情報管理部 主任 北片 剣伍