冷蔵庫(その弍)

先週末、妻と二人で八王子市北野の
K大型電気店に行って冷蔵庫を物色し始めた。

まずは大きさである。
我が家の瀕死の重傷な冷蔵庫は容量400ℓチョットなので、
これが基準になる。

次はドアの数だ。冷蔵室・野菜室・冷凍室・切替室・製氷室が
今までの数だ。もちろん使い勝手が良かったので、
これが最低条件になる。

次はエコと価格である。
売場に到着、白物家電(古いか(笑))の有名メーカーの
最新型がいくつも並んでいる。
SH・H・P・D・S(携帯電話のメーカー呼称)である。

ここで、妻は片っ端から各ドアを開けて、
中の棚などをチェックしている。

私は、ひたすら製氷室と製氷するメカのチェックである。
なぜかと云うと、美味しいお酒を呑むためである!!(^.^)

一時間程経つと最新型機種の特徴がやっと理解できてきた。(笑)
なにせ冷蔵庫の購入なんて人生でこれが3度目。
10年前の機種と見た目はそんなに変わってないので、
どんな特徴があるのかなんて、
説明を聞かないと全く分からないのである。

概ね候補が絞られたので、表示価格より安くなるか交渉した。
その結果、Pが赤札価格の¥139,800から
¥129,800になったので、大満足。
私の心は、すぐにでも『買います!!』と言いたいところだった。
が、妻はもう1件見に行こうと言い出す。(えっ!マジ!?)
この場の雰囲気ではとても言い出せなかった。(笑)

次に行こうと云うのは八王子の別所である。

「ここはK電気店とY電気店が道路を挟んで展開している。
ちょー激戦区なので、同じK電気でも他より絶対安い神話がある。」

と妻の情報である。(最初から云えよ!!)

『安いと言っても¥100くらいだったら怒るよ。
燃料代も掛かるんだから。』
と言いつつも車を走らせる。

まずはY店で、先に調査したPの価格を見て、
スグに店員さんに値引き交渉。
二つ返事で¥125,000!(やっぱり神話はホントだった。)

「よし、これで決めよう!」と思っていたら、

その店員さんは横にあったDの冷蔵庫について説明を始めた。
だが、その商品は赤札価格¥165,000である。

『悪いけど、これは価格的に最初から土俵に上がらないよ!』
と私は言った。

その店員さんは

「価格の限界を聞いてきます!」と小走りに去った。

後ろ姿を見たらD社のロゴが書いてあった。
(あはは、メーカーの人だ)

しばらくして戻ってきて¥129,800と云う。

「電気製品の価格ってなんなのだろう」と思った。

まずは激戦区神話に感謝。
つづきはまた。(^_^)v

建物総合事業本部 副本部長 花村 忠昭

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