毎年、花粉の時期に備えて、
冬になると大量にティッシュボックスを購入します。
5個セットが200円くらいの安いものを買っているのですが、
今年は『鼻セレブ』にはまって、
夏までティッシュの在庫があまる事態となりました。
そんなティッシュボックスの中に、
犬の絵がかわいくて購入したものがあるのですが、
たまたま箱の底が表になっていて、
箱の裏のメッセージに気がつきました。
そもそもティッシュボックスの名前が
『チャリティッシュ』といいます。
マスコー製紙株式会社が作っているティッシュで、
日本盲導犬協会が初めて認定した盲導犬育成協力商品で、
売り上げの一部が盲導犬育成のために寄付されるそうです。
毎年かなりの量のティッシュを消費する身としては、
ティッシュの使用が募金になるというのは、
本当に素敵なことだと思います。
最近では商品の購入に際して、
いくらかが寄付されるという取り組みが
多くの企業で行われるようになってきています。
募金したいと思っても、
人の目がある場所ではなかなか募金箱へお金を入れたり、
赤い羽根募金などに協力するのは、少なからず勇気を必要とします。
おそらく、多くの人が一度はレジの横にある募金箱に気がついても、
「また今度でいいか…」
と通り過ぎたことがあるのではないでしょうか。
あと一歩の後押しをしてくれる、チャリティー商品。
気がついたときだけでなく、
無意識の普段の生活の中でも募金活動に携われる
このような取り組みが、もっと広く普及してほしいと思います。
建物総合事業本部 山田真紀