家庭菜園ブームの中、
我が家のベランダにも緑が欲しいと思い、
ミニトマトを植えることにした。
5月初めスーパーで一式を準備、種まきから始めた。
朝夕の水がポイントと聞き、
欠かさず続けた結果、10日後には芽が青々としてきた。
本葉が7-8になったら株分けをとの説明書に従い、
良く伸びた葉だけを選び6株を選定した。
2カ月後には背丈もぐんぐん伸び
支柱で支えないと倒れるまでに成長した。
「今年の夏は菜園のトマトだけで十分かも」との声に
内心「やった」とほほ笑んでしまった。
あとは花の咲くのを待つのみだった。
猛暑だった8月、ひと株だけに3輪の黄色い花を発見した時は
家庭菜園なんてこんなにも簡単なものかと思ってしまった。
その後、花をつけた株はひとつだけで
どの花も実をつけることはなかった。
下葉から枯れが目立ち4株は花さえつけなかった。
なぜ失敗したのか今その原因を探っているが、よくわからない。
猛暑も大きな要因と思う。
説明書を良く見たら、途中肥料をやれともあるがやらなかった。
株間隔が狭かったのか、ベランダにはハチやチョウなどが飛来することもない。
家内の期待を裏切ってしまった今は、
「簡単な花からでも始めたら」と冷たい声が。
次は絶対成功するゾウ。
監査役 千葉 久公