9月30日にワタミサービス株式会社
会長の渡邉美樹氏のシンポジウムがありました。
「渡邉美樹と考える! みんなの夢シンポジウムin八王子」
テーマは【「夢」を仕事に、そして、仕事に「夢」を!】
そのなかでとてもスゴイ言葉を聞いたので、紹介したいと思います。
カンボジアの孤児たちへの取り組みの話の時の言葉ですが、
「これからは砂漠に水をまこう」という言葉です。
たくさんのボランティアを行っている氏が、
なぜこの言葉を出したのか。
聞いた瞬間はピンとこなかったのですが、
時間がたつにつれて
大きな覚悟を含んだ言葉だったと思い出されます。
氏はカンボジアの子供たちへたくさんの支援を行っています。
学校を建て、給食を始め、孤児院を建て、
多くの子供たちの【父】として
カンボジアの未来に貢献しています。
これまでにも充分に見返りを求めない活動をしてきたではないか…と
思っていたのですが、もっと先を目指しているのだと思ったときに、
「あっ、本当のボランティアとはこういうことか…」
と教えられた気がしました。
ボランティアでも、
まったく報酬がないかというとそうではないのです。
金銭の報酬を求めない善意のボランティアでも、
「ありがとう」の言葉だったり、人の笑顔だったり、
何かしら期待をもって行うと思います。
それも尊いことです。
一方的にすべてをあげるのではなく、
受け取った人も差し上げた人も
両方が笑顔になることが良いことだと思います。
でも、もう一歩先に目を向けると
「本当にいろいろと骨を折ってあげたけど、期待した結果
(喜んでもらったり、受け取ってくれた人が
幸せになった未来がみえたり…)がもらえなくてもそれでいい」
といえるようになるのだなぁ、と感動しました。
まだまだ、まだまだ私にはできないことですが…
すばらしいお手本を見せてくれていることに感謝します。
建物総合事業本部 山田真紀