遠い昔中学生の時に先輩からビーズ織りを教えて頂きました。
当時はチョコレートの空き箱を利用して、織り機も自家製でした。
それから何年もたったある日、
フリーマーケットで小さな織り機を見つけました。
売り手は、「部品を無くしてしまって、もう使えない。」
と言っていましたが、無くしたというその部品、
何かで代用出来ると思い格安のお値段で購入し、
菜箸を折って糸止めに、
新婚の時に一度だけ使ったフォンデュの櫛の柄を糸巻きにして、
ブレスレットや髪飾りなど色々と織りました。
今年の夏、思い立って大物に挑戦しようと賞与で大織り機を購入。
図書館で本を借りてきて、巾着を織り始めました。
まずは縦糸を張る作業。これが一番大変な工程です。
今回は作品の色に合わせて、白っぽい糸と黒っぽい糸を張りました。
そして、図書館で借りた本の図案を参照に織り始めました。
図案通り織っていき、とりあえず
三分の一まで来たのですが、
どうも図柄が間延びしていて、
気になります。
そこで、エクセルで図案を作り直して
最初から織り直すことにしました。
苦節2ヶ月、漸くやり直したところまで来ました。
毎日夢中になって趣味に勤しむ母に
一言の文句も言わずにいる子供達に感謝です。
そして、
「私が我が家の代々の家宝にするね。」という娘の言葉にも。
米軍事業部 係長 Y. M.
松山さんならではのデザインいいですね[E:happy01]