ホームスター・ピュア

ある日帰宅する娘の未来が、
「お母さん、ちょっと私の部屋に来てゴロッと横になって。」
と言うのです。
言われるままにすると今度は、
「目をつぶって。」と言いました。

【なーーんかたくらんでるなぁぁ】と思いつつも、
取り合えずは付き合おうと又も言われるままに。

♪カチッと電気を消す音。。。。

<益々怪しい?!?>

すると今度は「目を開けて。」と言われ、
<お面でも被って脅かす気か>と思ったのですが、

何と!

天井には夏の夜空の星がいっぱい!
キラキラとダイヤモンドのように輝いていました。

「何これと?」と聞くと、
「Home Star Pureっていうの。家庭用のプラネタリウムだよ。」

娘「これが天の川だよね。これがオリオン座。」

母「ワタシ北斗七星しかわかんないよ。どこにある?」

娘「これを回すと出てくるよ。」

母「ホントだ、あった、あった。天の川も綺麗!!!」

実はその時色々な事が重なって私はとても落ち込んでいました。

娘はそれを知って知らずか、
私に癒しの時間を作ってくれたのです。

この子のためにも辛いことは早く吹っ切って
元気にならなければと思いました。

星の数ほど人はいるけれど、この子が私の娘で本当に良かったと、
お星様に手を合わせて
『有り難うございます』と声に出して言うと、

娘、「有り難うございます、だって。他人行儀だよ~。」

母「いやいや、未来じゃないよ、お星様に言ったの!」

幻想の世界から現実の世界に戻った瞬間でした。

米軍事業部 係長 Y. M.

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