翌日は、女将さんの講和を聞かせていただきました。
講和は、自らが心で感じ、己に問いかける内容でした。
国のために、若くして大切な命を捧げた特攻隊の方々。
自分は、家族のため、友達のため、会社のため、母校のため、地域のため、国のため、世界のため今一体何ができているでしょうか。
一つずつ書き出していくと、地域のためから先は、
わずかながらしか絞り出すことができないことに気がつきます。
そして人にはそれぞれの良さがあり、使命があり、自分の良さと使命を理解した後、自分がすべきことは何なのかを考えました。
日々、徳を積むことを心がけ、少しずつでもできる小さな善行を積み重ねる。
「一日一善」を意識して行動することが大切だと再確認しました。
ここに来ることがなければ知らなかったことばかりで
事前に「俺は、君のためにこそ死ににいく」という映画を見たものの、
教科書で習った程度の浅い知識しかなかったことを本当に恥ずかしく思います。
知覧研修について調べると、経営者向けやリーダー育成にも使われている
ありがたいプログラムで、会社からこのような機会をいただけたことに
改めて感謝いたしました。
情報管理部 西岡 恭子