今年は昨年に比べて寒さが身に沁みます。
この時期になると思いだします昔々の事を、
私の行っていた学校は私立の女子校で中学、高校の一貫校で
一学年5・600名程の今では珍しいマンモス校、鶴見女子中学校、
高等学校といいます、今は大学もあるようです。
鶴見の總持寺
(石原裕次郎のお墓のある寺と言った方が解り易いと思います)
曹洞宗の大本山の系列の学校。
冬の一番寒い時に一週間か二週間
(あまり昔の事で期間ははっきり覚えていません、
多分これ位の間)授業の始まる前7時から8時迄
学校の周りを走るのです、
起伏の多い地形で登ったり下ったり結構大変でした。
今より寒さも厳しくかなりの苦行?でしたが
その期間無遅刻で完走するとバッジが貰えるので
バッジ欲しさに頑張りました、結果6個頂きました

(6年間完走したという事です)走り終わった頃を見計らって
パン屋さんが焼たてのパンを売りに来てくれるのです。
朝5時半位には家を出ていましたので朝食抜き、
運動してお腹のすいている時に焼たての香り
これは堪えられませんでしたね、
世の中こんな美味しいものがあるのかと、
それが楽しみで頑張ったのかもしれません。
全員参加ではなく希望者だけ、1クラス10名位でしたでしょうか、
何十年も昔の事今でも懐かしく思い出します
この事が私の頑丈な身体を創ってくれたのかもしれません。
本人の意見も聞かず父親が勝手に決めた学校でしたが、
それを思うと父に感謝しなければ。
なにしろ明治生まれの男ですからね父親は、
子供は親のいうなりでしたね(私だけかな?)
もっとも自分にこれと言った意見があったかどうか、
これも怪しいものですが。
この学校今ではどうか解りませんがかなりユニークでした。
(連載でご紹介します。)
取締役 管理本部長 平澤 優美