「覚悟」

社員研修として、1/18~1/19の2日間鹿児島県の知覧町に行って参りました。
正直、研修に参加する前は知覧という地名は聞いたこともありませんでした。
知覧研修に参加させて頂くにあたり、事前勉強として
映画「俺は、君の為にこそ死にに行く」という映画を見ました。

映画を見た率直な感想は、戦争って辛い・昔の人は勇敢だな、などの第3者としての観点での思いを抱いておりました。

過去に何度か、戦争をモチーフにした映画を見たことはありますが、こちらも同様な感想を抱いており僕自身作品にあまり感化されない性格の為、感情移入が出来ておりませんでした。その為、今回の研修のスタートはこのようなあくまで第3者目線での気持ちを抱き研修がスタート致しました。

知覧に到着して、冨屋旅館に到着致しまして早速女将さんからお話を聞く事が出来ました。ご挨拶を始め、当時の特攻隊の方がどのような生活を送っていたのか、等の女将さんのお話には場の空気も変わり、ここで僕は映画の内容等を頭で振り返り、感情移入することが出来ました。

荷物を置き、早速ビデオを見させて頂きました。
内容は、特攻隊の方々が書き残した手紙のスライドです。特攻隊の方々が両親や子供に書き残した手紙を見ている中で不思議と涙が出ました。
特攻隊の方々の持つ覚悟を当然に素晴らしいものであり、自分が死ぬと分かっている直前の手紙は到底まとめることは僕には出来ません。

また、知覧特攻平和会館には、実際に特攻隊の方が書いた手紙が展示してありまして一つ一つ読ませて頂きましたが、中には自分の血で手紙を書いたものや、一言で完結にまとめたもの読めば読むほどに僕は、声が出なかったです。

先人の勇敢な方々のおかげで今現在の日本があり、僕があります。

僕がもし先人の方々に何か返せるのであれば、それは先人の方々のおかげで今の豊な生活があり、それを当たり前と思わず、先人の方々に日々感謝を行い、1日1日を考えて行動していくことだと感じました。また、今回知覧に行き学んだことを僕自身、次は発信する立場になったのではないかと実感しております。

不動産事業部 鈴木 貴久