もう彼是半世紀前になりますので、細かい事は覚えていませんが
記憶のある事ご紹介させて頂きます。
朝の登校時、校門の前で先生が待構えていて、
服装、髪型のチェック、
スカート長け膝が隠れる長さ、髪型はオカッパ、又は三つ網、
天然パーマの生徒は結構大変だったのではないかと・・・、
毎朝の朝礼は校長の訓辞?(あったとおもいます)
そして般若心経、修証義の読経、一週間に一度講堂で正座、
その他の生徒は教室で、マイクから流れてくる
読経に合わせて全生徒、先生共に一斉唱和、それは壮観でしたね。
講堂に座るのはかなりきつかったです。
なにしろ板張りなのと時間(30分位?)その間絶対に膝を崩せず
最初のうちは痺れてしまってすぐには立てず苦労しました、
家では父が厳しく食事の間正座でしたが、
さすが板の間ではなかったので慣れていたつもりでしたが・・・
でも何回か過ぎると痺れなくなってきましたね、
積重ねって大事な事なのですね。
入学の際に経本を教科書と一緒に頂きました、
まだ取ってあったんです(さすがボロボロになっていましたが)
学校帰りに喫茶店、飲食店への寄道一切まかりならぬ、
でも何回か中華そば(ラーメンではありません)
店に寄った記憶があります
(まだ若い食べ盛り、部活の後はお腹すきますよね)
見つかったら先生や親からこっぴどく叱られるのでスリルありました。
幸か不幸か見つかる事なく6年間無事に済みました。
週一時間の道徳(今では死語?)の授業、
お釈迦様の教え仏教について、
礼節等、その頃は信心がなく内容はよく覚えていません、
経本の中にこの文章がありました、これは毎日でした。
この言葉深いと思いませんか、
普囘向「願わくは此の功徳を以って
普く一切に及ぼし 我らと衆生と 皆共に仏道を成ぜんことを」
今経本を見ています、が難解な言葉が多くて意味がつかめない、
教えて貰ったはずですが。
解析してみたら面白いかも知れません。
私の人生に少しは役に立ったのでしょうか、
多分意識しないところで何かを感じているかもしれませんね。
父に学校に感謝。
取締役 管理本部長 平澤 優美