妻はいつも愛用しているタイ製のシャンプーを、
以前は大阪の大手百貨店で購入していたのですが、
その内、百貨店での取り扱いが無くなり、
最近はもっぱら日本の正規代理店からネットで購入を続けていました。
2018年11月、新たに購入しようとすると、
在庫限りで今後は輸入する予定がないとの告知があり、
お目当てのシャンプーは在庫切れの状態でした。
私「他のシャンプーに切り替えるしかないんじゃない?」
妻「でも、愛用していたから、どこかで売っていないかな?」
私「WEBを調べたけど、日本で販売しているところはないね」
妻「めっちゃショック」
私「それなら、製造販売元から直接購入したらどう?」
妻「私は個人輸入なんてできないから、お願いします!」
私「・・・」「仕方ない・・」「やってみるわ」
という調子で、今回、初めて個人輸入に挑戦しました。
製造販売元「Harnn」のHPを見てみると、
タイミング良く11月11日に
11%ディスカウントの広告が目に止まりました。
個人輸入の場合、商品合計価格に0.6を掛けた価格(課税価格)が
1万円以下なら免税という「1万円以下免税ルール」があります。
つまり運賃を除く商品合計価格を16,666円以下に抑えれば、
免税扱いになります(もちろん除外品目もありますので注意が必要ですし、
運賃が別項目になっていないと、運賃込の金額で判断される場合がありますが)ので、関税も消費税もかかりません。
もう一つ気になるのが支払方法です。
クレジットカード番号を知らない相手、
ましてや初めての取引の海外の会社に登録するのはさすがに抵抗があります。
そう思いながら、とりあえずHarnnの決済ページまで進むと、
Paypalでの決済か、バンコク銀行への送金の選択になっていました。
Paypalの利点は、購入商品が届かなかったりした場合に、
一定の条件を満たせばですが、
金額が保護される「買い手保護制度」があることと、
カード情報が相手に伝わらないこと、それと取引手数料が安いことです。
取引手数料込の為替レートが1バーツ=3.6円。
海外運賃が高いので、今まで国内で買っていた価格より、
結果的に少しだけ高くなったのが残念ですが仕方ありません。
Paypalでの決済を選択し、
合計価格が免税の範囲内に納まっていることを確認しながら、
11月11日にネットで発注しました。
すると、すぐさま登録したメールに返信がありました。
私の注文が提出された時より、7営業日以内に発送する予定で、
出荷したら商品追跡Noをメールで知らせると書かれてありましたので、
あとは運を天に任せて待つのみです。
すると13日に、登録してあった携帯に謎のショートメールが届きました。
怪しいなと思ってそのメールは放置です。
翌日14日に、私の携帯に「DHL」の日本営業所から着信がありました。
一瞬、「はっ?」
よく聞いてみると、タイからシャンプーが届いているので、
今からでも届けたいとのこと。
「CITY-LINK EXPRESS」で送ると書いてあったのに、
何故「DHL」??
たぶんHarnnのシャンプーだろうなと思いつつ、
頭はまだ混乱しています。 とりあえず、
私「いやいや、平日は夜でないと受け取れないです。」
私「17日の土曜日午前中に配達してください。」
DHL「承知しました。」
DHL「佐川急便に配送を委託しています。」
そういう会話があってから、
放置していた謎のショートメールを思い出し、
よく見てみると「・・・DHL・・・」の文字があります。
警戒しながらリンクを見ると、なんと私が注文した商品の追跡ページでした。
結局、Harnn⇒CITY-LINK⇒DHL⇒佐川急便
という連携プレイの元、無事自宅に商品が届いたのでした。
しかし、14日に受け取っていたら、
注文してからわずか3日間で商品が届いたことになります。
国内並みの速さにびっくりすると共に、迅速に丁寧に出荷してくれて、
私の初めての個人輸入を成功させてくれたHarnnに感謝した次第です。
建物総合事業本部 大阪支店 中本 知邦