先日、休日を利用して東京ディズニーシーに行ってきました。
子供のころはアトラクションが主な目的でしたが、大人になった今こういったテーマパークを訪れてみると、食べ歩きや買い物を楽しんだり、施設内の凝った装飾をしげしげと眺めたり、或いは写真を撮影したりと、楽しみ方の幅も広がったように思います。
東京ディズニーランドおよび東京ディズニーシーはその空間演出力やホスピタリティーの高さから「夢の国」と呼ばれていますが、実際に訪れてみると大人も子供も日常を忘れて一日中楽しめる仕掛けがあらゆるところに施されており、エンターテイメント事業としての完成度の高さが伺え興味深いです。
また、今回偶然「ファンカスト」というパフォーマーの方をお見掛けすることが出来たのも非常に印象深い出来事でした。
「ファンカスト(ファンカストーディアルの略)」とは「カストーディアルキャスト(清掃員)」の格好をしたパフォーマーさんを指し、不定期に出没するため、パークに訪れても必ずしも会えるとは限らないそうです。
掃除に因んだパントマイムやマジック(コミカルな動作に合わせた効果音付き)を行い、ゲストを楽しませてくれるファンカストさんは、おっかけのような熱心なファンも存在するほどの人気者だそうですが、私は実際に拝見するまでそういった方がいらっしゃるとは知らなかったため、清掃の動作がパフォーマンスになっていることに驚き、引き込まれました。
30分にも満たないパフォーマンスの間ファンカストさんの周りには人だかりができ、ゲスト参加型のパフォーマンスでは温かい笑いが起こっていました。
②につづく
建物総合事業本部 A. H.