今回の知覧研修で学んだ事は多くありました。
特に、戦争と気遣いについて知った事が多くありました。
まず初めに、羽田空港に到着し参加者全員集まりました。
そこでいきなり自分の日頃の仕事への向き合い方の甘さに気が付きました、集合した際に会長に社員全員にちゃんと挨拶をしたのかという事を問われました。そこで、挨拶した覚えもなく、よろしくお願いしますという一言も無かった自分が情けなく思えました。
日頃からそれらを意識して行っていたら、こういう事はないだろうなとつくづく実感しました。
知覧に到着しすぐに、特別攻撃隊の事について学びました。僕自身、特攻隊という言葉を知ってはいましたが深い所までは知りませんでした。
大東亜戦争時に戦況が悪くなった日本で、初めに海軍が神風特攻隊を結成し、ある程度の戦果をあげた為、陸軍でも特攻隊を結成し、多くの若者が各々の目的の為に散っていった事を知りました。
75年程前の自分達の年齢の方たちは家族や友人、大切な人の為に、自らの命を懸けて守ろうとした事についてとても考えさせられました。特攻隊の方々が人の為に人生を懸けた事に尊敬の念と感謝が心に芽生えました。
それを自分に置き換えると、もし自分がその時代に生きていればどうしていただろうか、今の自分がどこまで家族や大切な人の為に犠牲を払えるだろうかなど回想しました。
75年前の日本を考えると、今の環境に不満がある事自体おかしな事だと思えました。
辛い事や苦しい事などがあった場合でも、今の自分の恵まれた環境を忘れる事がなければ簡単に乗り越えられるのではないかと思います。戦争で亡くなった方々に感謝の気持ちを忘れることなく過ごしていきたいと思います。
建物総合事業本部 山里 大輔