先日、首里城周辺散策へ出かけました!
個人的に沖縄の史跡巡りはあまりしたことがなく、
これが初めての首里城周辺の散策になりました。
この散策で一番見たかった石獅子へ会いに行きました!
ご存知のとおり、首里城は沖縄戦の時に
日本軍の司令塔があったため集中的に破壊されました。
そのためこの石獅子は戦前の写真をもとに復元されましたが、
とにかく大きいです!
以前県内最古の富盛のシーサーを紹介しましたが、
この石獅子はその富盛のシーサーよりも以前に作られたそうで、
驚きでした(県内最古の富盛のシーサーは1689年製作)。
シーサーは火返しのためにあるという説があり、
富盛にあるシーサーはその地域で頻繁に起こる火事を鎮めるために、
村の向かいにある八重瀬岳にシーサーを向けることで
災難を鎮めるために作られました。
そしてこの首里にある石獅子は同じく八重瀬岳に向けられていたそうです。
もともとこの石獅子は国王の別荘の敷地内に設置された石獅子で
製作は1677年ごろと言われているそうです。
そして彩色まで施されていたようで、復元された石獅子は年月が経って、
色はかなり落ちてしまっていますが、きっと鮮やかな石獅子だったと思います。地元にはまだまだ魅力ある歴史散策ができるスポットがたくさんあるので、
これからも少しずつ散策しようと思います。歴史ある地元に感謝です!
嘉手納営業所
神谷卓哉