昨年に引き続き、今年も夕張の「マウントレースイ」スキー場にやってきた。
前回もご紹介したように、ゲレンデの幅がそこそこあり、整備も行き届いた、シニア、家族づれに優しいスキー場です。去年と同様に、私よりも年配の方は圧倒的に多い。
今回のスキーが非常に良かったのは、家族連れが多く、お父ちゃんが子供に教える、お母ちゃんが子供に教える、おじいちゃんが孫に教えている微笑ましい光景があちこちで見られたこと。
お父ちゃん、お母ちゃん、おじいちゃんは、かなり上級者で、基礎をきっちり子供たちに教えていました。
例えば、「体重は前」「向きは下」のように、いろいろな指導の言葉がかけられていた。
その言葉を聞きながら、自分に言われているように、意識しながら滑るように心がけた結果、今回はかなり上達したように錯覚しています。
(4年前に家族全員で、スキースクールに入った時、インストラクターに「お父さんは好きに滑るのが向いているみたい。」と言われ、自主退学をさせられたことがあり、お手並みは、今も知れていますが・・・)
さて、今回は、出かける前にJR夕張支線が、今年の3月31日に廃止となるニュースをみて、是非とも走る列車を見てみたいと思っておりました。
石勝線夕張支線は1892年に開業され、石炭輸送で全盛を極めた。
その後、1990年にすべての炭鉱がなくなり、以降生活路線となったそうだ。
夕張駅には、併設して喫茶店「和(なごみ)」がある。
前回の昼食はここでとらせていただいており、今回もお世話になった。
店内に入ったところ、「いらっしゃい、来られたんですか?」と声をかけられたのにはびっくりした。
昼食の際、生ビールを5杯いただき2時間ばかりお邪魔をしただけなのに、「神戸から来た・・」等お店で会話をした内容も覚えておられ、びっくりした。
また、お客様のおひとりは、前回もいらっしゃった方らしく、たばこも見せていないのに、灰皿を渡してくれた。しかし、店内は満席であったこと、廃線となる夕張駅であるため、構内の喫煙所を使わせていただいた。
そこで、お店の方に夕張支線廃止について聞いてみると、景色のいい路線で名残惜しい、いろいろな思い出もあるとのお言葉。
お店に置かれている、夕張支線のベストショットアルバムを見せていただき、あれこれと生ビール5杯で2時間の食事をさせていただいた。
帰り際、「来年も寄ってくださいネ。お待ちしてます。」と声をかけられた。
夕張支線の廃線後も営業を続けられるとのこと。
頑張って仕事をし、
また来年も、夕張のやさしいスキー場、
和のやさしいおもてなしにふれに来たくおもいます
「夕張さん ありがとう」
建物総合事業本部 大阪支店 田中 裕士