お彼岸恒例の・・・

以前のブログでも書かせて頂きましたが毎年春と秋のお彼岸には両親のお墓参りに行く事にしています。

いつもであればお彼岸の間にお墓参りに行ける事が少ない中、今回は無事お参りする事が出来ほっとしました。

お彼岸中という事もあり、いつもであればひっそりと静まり帰っているこの場所もお墓参りにいらしているご家族があちらこちらに見受けられ賑やかさを醸し出していました。

お墓参りに行くと心が穏やかになり、また、心が洗われる様なスッキリとした気持ちになり普段は考え無い様な事を考える様になる事が不思議でなりません・・・

今回もご先祖様の供養をする事で、自分に何か大切な物を思い出させてくれた気がします。

来て良かった!!・・・・そう思う瞬間です。

お墓参りの後は・・・

恒例の墓地周辺を散策しながら世田谷の小さな旅を楽しむ事にしています。

さて、今回は。

墓地のある世田谷の勝国寺からは程近い徒歩10分位の位置にある招き猫で有名な豪徳寺へ行く事にしました。

豪徳寺は曹洞宗の禅寺で彦根藩井伊家の菩提寺であるらしい・・・

豪徳寺という名前の由来も招福猫児の誕生秘話も、井伊家ゆかりのものと言われているようです。

江戸の初期、彦根藩主井伊直孝が鷹狩の帰りに付近を通りかかると、寺の飼い猫が手招きをする。そこで直孝は寺で一休みすることにしたのだが、寺に入ったとたんにわかに空がかき曇り、激しい雷雨になった。

直孝は「猫が招いてくれたおかげでずぶ濡れにならずにすんだ、縁起がいい」と喜び、これを縁に寺は井伊家の菩提寺となった。

直孝の没後、直孝の院号「久昌院殿豪徳天英居士」にちなんで寺の名は豪徳寺と改められ、招猫観音が祀られて招き猫伝承も広まっていったそうです。

写真の中に一匹悪猫ちゃんを発見しました!!!!!

ちなみに、井伊家のあった滋賀県彦根市のご当地ゆるキャラ「ひこにゃん」はこの豪徳寺の招き猫がモデルになっている様です。

お墓参りと世田谷の歴史に触れる小さな旅に心癒される素敵な一日でした。

米軍・海外事業部 部長代理 宇田川政幸