ランドセル合同展示会

 我が家の長男も来年にはピカピカの一年生になるために、少々気は早いですが準備を始めました。
 4月最初の保育園から帰る荷物にランドセルのカタログが入っていて、もう準備するのかと驚きつつ、余裕をもって春を迎えるためにランドセルの合同展示会へ行ってきました。

 横浜の産業貿易センタービルにて開催されたのですが、12社のブースでそれぞれが数十種類のランドセルを展示。
 完全予約制でしたが大人も子供もあふれんばかりで、試着するにもランドセルを取り合うくらいの混雑ぶり。一通り見て回ることには頭の中はパニック状態でした。
 本人に選ばせようと思っていたのですが、まだ5歳の子供らしく、当日申し込みの予約特典グッズやキャラクターに惹かれたり、出発前に聞いていた希望のタイプと全く違うものをチョイス。6年後も使い続けることを見据えた父親のアドバイスを全く聞かず、途中で怒られ泣く場面もあり、本人も親も会場を後にするときにはグッタリ。
 それでもなんとか父親推薦のメーカーで本人希望の色のランドセルを予約することができました。

 参加時間を過ぎて会場で最後の一組になり、出展者の皆さんが休憩や片づけをしている中で、ご迷惑をかけつつ予約手続きを行いました。
 会場から出たときはランドセルが決まったことに心底ホッとしました。

想像以上に大変だった長男のランドセル選びでしたが、自分たちのランドセルの思い出を語りながら親の気持ちをありがたく思い出し、感謝の気持ちを改めて感じる機会にもなりました。
 これから長男の入学準備を進めていく中で、長男の成長だけでなく、私が受けてきた沢山の親からの愛情や心配りに気づいていくことも楽しみに思ったランドセル合同展示会でした。

建物総合事業本部 北片真紀