ボランティアに行ってきました。
数日前まで夏風邪をひいてちょっと疲れ気味でしたので
万一ご一緒して下さる方達に迷惑をかけてしまうのでは、
と心配でしたが杞憂におわりました。
皆について行く事が出来ました、そして行って良かったと今思っています。
ニュース等で見てはいましたが、実際に見るのとでは感じ方が違います。
ボロボロになった車の山、瓦礫の山、めくれ上がった線路、半分無くなった橋、
津波の凄まじさをまざまざと見せつけられました。
仕事場?は大きな瓦礫はかたづけられており、
一見ここで何をするんだろうと思いましたが
作業を進めていくうちに解りました。
重機ではかたづけられない細かな瓦礫、ガラスの破片等
人間の手でなくては出来ない作業でした。
家の基礎だけになってしまった跡地で折れ曲った水道管をみて、
ああ此処には生活があったのだと・・・
食器類、仏壇の備品、ミニカー、大事そうに布に包まれた茶碗、
これらが一瞬のうちに壊されてしまったのだと思うと
本当に胸が痛みます。
一人の力は小さいけれど、
その力の積重ねが大事だとつくづく思いました。
感動した事(私だけかもしれません)がありました。
根本から折れてしまった一本の木、
枯れた枝の間から青葉が生えていました、
そして鳥のさえずり、命の息吹を感じました。
今この世に生きていられる事に感謝します。
ご一緒した皆様有難うございました。
そして連れて行って下さった社長有難うございました。
取締役 管理本部本部長 平澤 優美