8月27日~8月30日の2泊5日で、会社の社員研修旅行として、カンボジアを訪問させていただきました。
研修旅行だけあって、楽しむばかりのものではありません。
言葉も文化も価値観も異とするカンボジアという国で、日本人である自分に向き合う機会にしなければ、意味がないのです。
そもそも何故この時期の研修旅行なのかというと、そこにはエイトが行っている、ある支援事業が関わっています。
カンボジアを中心に貧しい子供たちへの支援をなさっている公益社団法人School Aid Japan様と、エイトとが協力をして、地元の子供たちのための幼稚園を造ったのですが、今回はその贈呈式に合わせる形で研修が行われたのです。
その幼稚園を訪問させていただいたのは、2日目のことです。
実際に贈呈式に参加させていただくため、バスで現地を訪れたときでした。
見えてきたのは、人の山でした。村の方々や先生方、そして子供たちです。
まさに歓迎ムードといった様相でした。あんなに大人数で盛大に歓迎されたのは、大多数の人が人生初めての経験だったのではないでしょうか。
なんとカンボジアの大臣まで来ていらっしゃいました。距離が近すぎて、国の要人だという認識が薄れてしまいそうでしたが、本当に歓迎してくださっているのだということを直に感じることができました。
でも何よりも嬉しかったのは、子供たちの笑顔です。
この贈呈式の後、以前よりエイトが関わらせていただいている孤児院にも訪問させていただきました。そこの子供たちも、前向きに生きていて、そして夢を持っていました。
未来に瞳を輝かせている子供たちの無邪気な笑顔は、見ているだけで心を温かくしてくれるのを感じます。
今回、幼稚園と孤児院にお邪魔させていいただいて、現地の方や子供たちと時間を共有させていただいて、心から温かい気持ちになりました。カンボジアの子供たちの笑顔を目にした今、高水準の生活をすることが幸せとイコールなのかと問われれば、必ずしもそうではないと答えざるを得ません。
豊かさとは、幸せは何なのか、人それぞれに答えがあるものだとは思いますが、自分の在り様を見直すとても良い機会になったと感じています。
このような機会を得られたこと、何より子供たちの笑顔が見られたことに、改めて感謝申し上げます。
管理本部 総務人事部 主任 曽我 亮介