ある日の事。
朝起きると何やら騒がしい・・・
よく聞くとそれは鳥の鳴き声とも猫の鳴き声とも聞こえるような、
しかし確実に聞き覚えのない音でした。
私は「これはきっと夢だ、だからまた寝よう」と、
恒例の二度寝を始めた。
しかしいつまでたってもその音は止まず、
とうとう私はベットから出て音のするベランダに向かった。
ガラガラガラ~
窓を開け足元を見るとそこには見覚えのない小さな何かが
その音を発していた
不思議に思った私は寝起きでぼやける視界を治す為、
目を擦りもう一度確認した。
「・・・誰お前?」
そこには見たことのない子猫が震えながら大きな瞳を輝かせて
こちらの様子を伺っていた。
「まさか・・・イオンの?」
私は一気に覚醒した。
1年半前
いつものように業務を終え、
愛車のマークⅡ(現在は売ってしまった)を運転して帰宅していました。
私は信号にひっかかるのが大嫌いで、いかに早く目的地に着くかを考えながら
運転しているので結果的に信号の少ない裏道を通る事が多く、
この日も線路沿いの信号の無い道を選んで車を走らせていました。
プゥー!!
突然対向車がクラクションを鳴らし車体が左右に大きくブレました。
「あいつ何もない所で何やってんだ?」
首をかしげながら私は引き続き車を走らせました。
すると突然!!
(つづく)
建物総合事業本部 白柳 広賢