先日の夜、自宅マンションの駐車場で自車のドアを開けた時に隣の車にドアが当たってしまった!よく見ると少し凹んでいるではないか。????
これはヤバいと思い、すぐに謝罪をしたかったが名前も部屋番号もわからない。
翌日朝に管理会社に電話して状況を説明し、所有者に謝罪を入れたいので連絡先を教えてほしいとお願いした。
個人情報なので詳細は教えることは出来ないが、相手に状況を伝えて私に連絡をいれてくれることになった。
連絡が来るまで待つしかないが、板金修理や代車などを考えるとかなりの金額になりそうだなと一人で考えていた。保険を使うと保険料が上がるし・・・などなど。
なにげにネットで検索していたら「デントリペア」と云う修理方法が幾つかでてきた。
よく読むと、このような凹みを内側(裏側)から起こして元通りに直す技術で再塗装などは不要という事で、10円玉くらいの大きさなら1か所2万円ほどで作業も1時間程度との事。(同じ日の作業なら2か所目からは半額だそうです。)
本当に綺麗に直るのか半信半疑ではあったが、まずは自分の車で試してみようと思い、自宅から近い町田市のY‘sFACTORYさんに電話したら「次の予約まで少し時間が空いているから、すぐに来られるなら直しますよ。」とラッキーな返事であった。
早々に出発して40分程で到着、愛車の凹み3か所を見てもらったら、リヤフェンダーの1か所だけなら30分くらいで直ると云うのでお願いした。
作業は順調で数分で凹みは分からなくなり、最後に光を当てながら微調整をして終わり。
ちなみにどんなか所でも簡単に直る訳ではないらしく、ボディーの内側に特殊な工具が入れば短時間だがドアの内側などは補強パイプがあり、それが邪魔をして工具が届かないんだそうだ。このような場合は外側から特殊なボンドを使って引っ張って直すのだが、私の車みたいに古い年式(1995年製)だと塗装が剥がれる恐れがあるので保証できないと言われた。
ま、他のか所の凹みは改めて予約してから修理することにして、この技術が確かなものであることに確証がとれたので隣の車の状況を話したら「簡単に直りますよ。」と言われホットした。(^^)
帰宅途中で携帯電話が鳴った。
隣の車の所有者Wさんからであった。
ドアを当てて凹ましてしまったことを謝罪し、修理をしてほしいとお願いしたところ「良く見たが気になる程では無く、他にも傷は沢山あるので大丈夫です。」とのことであったが、簡単に直せる事を告げ、ぜひ直してほしいと申し出たが「気にしなくて良いですよ。」と、なんとも優しい返事であった。
そんなことで、修理などはしなくて良くなったが、新しい発見ができた。
Y‘sFACTORYさんありがとうございました。また、予約して伺います。
そして寛大な心のWさんに、感謝。
みなさんもドアを開けるときは気を付けて下さいね。
建物総合事業本部 本部長 花村 忠昭