2019年12月12日、神戸で開催されている光の祭典ルミナリエに行って参りました。
関西以外の方にはなじみが薄いと思いますのでご説明いたしますと1995年、阪神淡路大震災のあった年の年末に犠牲者の鎮魂のため始められた催しです。
神戸の目抜き通りを270メートルにわたって通行止めにして光のアーケードを作り、終点の東遊園地と呼ばれる大きな公園に巨大な光のモニュメントを設置しています。
今年は12月6日から12月15日までの十日間開催されていました。
毎年数百万の人が押し寄せ、今年も十日の間に346万人が来場されたという事です。開催されているのは神戸の中心地、三宮周辺なのですが、入場者は一駅隣の元町駅に降り、そこから歩いて会場に向かうことになります。
元町から三宮の間は800mしか離れておらず、普段なら歩いて十五分もかからないのですが、改札をでたところから人が一杯で警備員の誘導に従い、止まっては少し進み、また止まっては少し進むという事で、会場に着くまでは小一時間ほどかかりました。
人々の頭越しに見えた光のアーチはとても幻想的で美しく、来てよかった。と思わされました。
光のアーケードの下を進んでいくと、終点の東遊園地に着きます。
ここに展示されているのが
これになります。
美しさに目を奪われて忘れそうになるのですが本来は
震災で亡くなった方の鎮魂のために始まった行事です。
会場では1.17神戸希望の灯と名付けられた火がともっています。
写真が下手で分かりにくいですが真ん中少し下でガラスケースに入った灯です。
この前で手を合わせ熱心に祈っている方も沢山おられ、私も手を合わせてきました。
ちなみにこのルミナリエ、入場料は無料です、一口100円の募金を行っていますが、あくまで自由意志ですので払わなくてもいいです。
開催に携わっているすべての方に感謝を申し上げます、ありがとう。
建物総合事業本部 大阪支店 公下 修一