鹿児島県 知覧町へ
12月17日・18日 1泊2日の
研修に参加させていただきました。
前回の参加は6月の雨模様の時期でした。
丘の上から 60余年前に特攻機の旋回していった空を臨み
過酷な運命に赴く少年兵の心情を
わずかでも慰め鎮めることができないか。
誰でも等しく感想を抱くと思います。
今回、12月の夜明け間近の 凍てつく林の中の半地下壕
三角兵舎跡での黙祷、出撃前夜は何を思いどう過ごしたのか。
“一晩中、作戦会議を行いました。”
図らずも生き残った方の言葉から
乱れそうになる思いを意志の力と
結束力で奮い立たせる姿が目に浮かびます。
真っ白く霜の降りた飛行場跡を歩く頃、東の空に朝日が昇ってくる。
後の世の人達の鎮魂の思いから建てられた 石灯籠の道が長く長く続く。
社長・専務・常務の寄贈された四基の石灯籠 エイトの社員一同としても
名前を入れていただきました。石灯籠の前で 記念写真。
極限の状況下で 何の為なら自らの命を代償とするのか。
まだ未来のある命を差し出して、何を祈って。何を望んで。
“日本は 負けるよ”厳しい戦局に そんな思いを持ちながら。
それでも 後の世の日本の為に志を示した人達への感謝と
この先の未来にも 国を愛し、自らを盾とした純粋な人達の
真情を受けて語り繋いでいかなければと感じました。
初代さんの講演で、命を輝かせて生きるとは、
出来る事に努力を重ねる。
日々、自分の姿勢を振り返る。
家族・友人・地域・社会・職場を大切に思う心を育み
自らの役割を全うする事。
少しでも近付けるよう 意識を変えて行こうと思います。
「あなたが空しく生きた今日は、昨日死んでいった人が
あれほど生きたいと願った明日」
不動産事業部 課長 田中 一美