知覧研修

先日、弊社では社員40名で鹿児島県の
知覧町に研修に行かせて頂きました。

まずは、お世話になりました、
株式会社ザメディアジョンの
山近社長様・竹内様・高濱様。
アーベル交通の吉永様。
富屋旅館の鳥濵初代様はじめ従業員の方々。
俳優の「たぬき」様。
弊社白柳社長・管理本部の皆さんに
心より感謝申し上げます。

この研修では66年前に知覧から飛び立った、
1036名の特攻隊員の方々より学ぶものでありました。
「あるがままに気付く・不便を感じる」
がテーマです。

私は1年半ほど前にもこの地を訪れたことがあり、
以前もブログに書かせていただきましたが、
「知覧特攻平和会館」で、わずか30分程度の見学だったため、
隅々まで見ることができないで終わってしまいました。

今回は2日間に渡り、初日、市内施設巡り、
当時の内容を劇にした「たぬき」さんの一人芝居、
その後歴史勉強会で当時の経緯を学びました。
二日目、早朝に特攻隊員の方々が飛び立つ前にすごした三角兵舎の
跡地を散策した後、三代目女将さんの講和を聞く。
そして知覧特攻平和会館への見学となり、
この大東亜戦争が起きた理由、
そして終戦になった理由などが時系列で学ぶことができました。

特攻隊の方々は二十歳前後の青年真っ盛りの時に、
親、兄弟、子供、愛する人達を守るために、
自らの命を犠牲に飛び立っていった。
もう親孝行も出来ない、勉強も出来ない、なにも出来ない・・・

この方々の一人ひとりの気持ちを全て聞くことは、
今は出来ませんが、少しでも心情を察することを
しなくてはいけないと思います。
今、私たちが出来ることで、大切にしなければならないことを、
すぐにやらないといけないと感じました。
また「生きていて、いろいろなことが出来る」
と云うことに感謝しなければいけない。

私たちが今のこの平和な世の中に生まれ、
程度の差はあれど、衣食住に関して不自由なく生活できながらも、
わがままを云い周りに迷惑を掛けている。

親への感謝、
お客様への感謝、
周りの人への感謝、
平和な日本に生れたことに感謝、
仕事をさせて頂けることに感謝、
そして全ての方々への気遣い、
私には出来てないことがまだまだあります。
今から始めます。

 

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建物総合事業本部 副本部長 花村 忠昭