2020年7月のとある日、私の母の誕生日でした。
弊社には両親の誕生日に社員が休暇を取れる制度があり、毎年ありがたく取得させていただいております。近年では母のほうが楽しみそうに「今年も休めるんでしょ?」と聞いてきます。
いつものごとく、実家に迎えに行き「何が欲しい?」と質問すると色々悩んでいました。
母の部屋を覗いてみると、ベットが古かったのに気づきました。
子供のころ、私と姉で使っていた2段ベットを1段に改良し使っていました。
びっくりしました汗
申し訳なくなった私はベッドを買いに行くことにしました。
母はしきりに扇風機でいいよと遠慮していました。
ただ、気になりだすと止まらないタイプの私は、本気出して全部買ってしまおう!の勢いです。
ニ○リに行くと今度は「布団だけでいいよ」と新しい遠慮が・・・
めげずにベッドが売っているエリアに行きました。
店員さんを呼んでどんどん営業してもらうことにしました。
徐々に徐々に話が進み、なんとかフレームやマットレスを購入できました。
しかし大変だったのはここから。14時前くらいに実家に持ち帰り、既存のベッドの解体作業をはじめました。荷物をどかして掃除して、ベッドを解体し、細かく切りゴミに出しました。この時点で16時くらいになってしまいました。その後組み立てをし、配置。その他の荷物をもとに戻すと18時過ぎに・・・
自分の家の方で散歩に行きたい愛犬のポワルくんが待っているので、その後あまり会話もせずに帰宅してしまいました。
いつも急に思いつきでやってしまうので付き合ってくれる周りの方も大変です。
申し訳ありません。
今回はゆっくり話をする時間が少なかったかもしれませんが、翌日LINEで「寝心地良かったです!」と報告を受け、安心しました。
古いベッドにマットレスも敷かずに20年近く寝てくれていた母に、感謝と申し訳無さでいっぱいです。これからも少しずつではありますが精一杯親孝行していきます。
今回も福利厚生の一つである「両親の誕生日休暇」をありがたく取得させていただきました。このような素晴らしい制度がある弊社には感謝の気持ちでいっぱいです。
両親にも会社にも少しずつ感謝の気持ちを形で表していきたいと思います。
不動産事業部 課長 北川恭至