新型コロナウィルスの影響で自制を続けていますが、まだまだ残暑厳しい9月の初めに、車で久しぶりに奈良の都を訪れました。
住んでいる大阪の喧騒とは違い、どことなく風情を感じますし、ご多分にもれず奈良の都も外国人観光客が皆無と言っていいほどです。
歴史に詳しいわけでもなく、信仰心が人一倍深いわけでもありませんが、目的は興福寺の御朱印。
広い境内に、東金堂、五重塔、中金堂、南円堂等が建立されていて、歩き廻るだけで汗が吹き出します。
雌鹿も暑さを凌ぐために木陰から出ようとしません。
駐車場の近くに国宝館があります。
有料ですがせっかくの記念と思い、チケットを購入し、いつもより多いであろう係員が配置され、コロナ対策が施された館内を見物しました。
当然館内撮影禁止のため、画像で保存することはできませんが、
白鳳時代の銅像仏頭
奈良時代の乾漆阿修羅像
平安時代の木造釈迦如来坐像
鎌倉時代の木造千手観音菩薩立像
と、様々な時代に作られた仏様を眺めていると、ふと自分の祖先がこれらの時代を繋いでくれたからこそ、今の自分があるのだなと、すごく感謝の気持ちが湧いてきました。
また、機会を見つけて、コロナ対策もしながら古都を訪れたいと思っています。
建物総合事業本部 大阪支店 中本 知邦