2年ほど前、結婚間近の女性が、「ハネムーンは、クォッカワラビーに会いに、オーストラリアのロットネスト島に行きたい」と話していた。その時初めてクォッカワラビーを知り、気になっていた。
クォッカワラビーはカンガルー科で、体調4,50センチの可愛い動物だ。
世界一幸せな動物と呼ばれているが、その所以は環境のことではなく、口角が上がっているため、あたかも笑っているかのように見えるからだ。
ネットで検索したクォッカワラビーの写真は、満面の笑みで、とても幸せそうに見える。
それからだいぶ経ってから、埼玉県こども動物自然公園で、日本で唯一クォッカワラビーがいるということを知った。その一週間後には、クォッカワラビーに会いに
出かけていた。
ロットネスト島のように野生ではないので、柵の向こうにいる小さなクォッカワラビーの笑い顔を見るのはさすがに厳しかった。残念ながら、笑っているような写真は撮ることができなかった。
笑った顔は見ることができなくても、両手を使って葉を食べる姿や丸々としたフォルムがとっても愛らしかった。
埼玉県こども動物自然公園へは初めて行ったのだが、かなり動物との距離が近い。特にカンガルーがいる草原には、普通に人が立ち入ることができ、至近距離でカンガルーの群れを見ることができるので感動した。お腹に赤ちゃんが入っているカンガルーもいて、テンションがあがった。
クォッカワラビーの笑った顔は見ることができなかったが、クォッカの可愛らしさに癒された。癒しを与えてくれたクォッカに感謝。
管理本部 課長代理 K. T.