「第12回安全・技術講習会」には、我が社も今年は新卒者を迎え節目となる
大切な行事になるものと心して参列させて頂きました。
会場も一流ホテルとなり新たな船出を思わせる華やかさと
社長を筆頭に会社役員・全社員の心意気と覚悟を感じ背筋がピーンと伸びたような
気分を味わわせて頂き有難うございました。
開会宣言後は新卒者の佐藤安香理さんの若さあふれるはつらつとした司会に
引っ張られるように快く進行してゆきました。
社長からはこの「安全・技術講習会」を開催するに至った
歴史的事例や全ての働いている人達の安全を願う愛情あふれるお話。
ご来賓の前衆議院議員の「はぎうだ光一先生」からは
25年に亘る社長の友人として、又株式会社エイトのサポーターとして
運命共同体との有難いお話。
その後壇上に立つ各担当者は昨年とは違った顔ぶれで行われ
「安全は特定な人がやるのではなく持ち場・立場の垣根を越え全員参加で行う」
という基本理念の徹底が計られ非常に爽やかさを感じました。
「清掃中に起きた事故・クレーム事例」の重点説明やDVDによる
「交通安全教育」・・・最近多発傾向にある自転車が絡む交通事故・・・は
「労災事故の芽を早期に摘み取る」事にもなり、
また日常生活にも役立つ事でもあり大変ありがたく拝聴致しました。
永年勤続従事者の表彰やパート従業員の70歳定年の弾力的運営のお言葉は
高齢者にとっては励みにもなり勇気を与え真に朗報であったと思います。
近年我が国は人口減少時代に突入し、労働者不足の解消は
ロボットや女性或いは高齢者の労働力としての活用、
海外からの移民の受け入れ等が議論されているのが昨今の現状であると思います。
福沢諭吉の心訓の一つに次の様な事が書かれているのを読みました。
一、 世の中で一番楽しく立派な事は一生涯を貫く仕事を持つことである。
一、 世の中で一番さびしい事はする仕事のない事である。
この言葉を考えると、新卒者の就職率、企業の撤退や
人員削減等を新聞で見るにつけ心が痛みます。
高齢者に就労機会を提供し、活用する事は社会的要求であり
企業として社会貢献の最たる事であると思います。
他方高齢者は体力・思考力等身体機能の衰えがあり、
それに見合った新たな視点に立った安全管理が
必要になって来るのではないでしょうか。
高齢者の仲間の一人としていろいろ考えさせられる問題です。
以上いろいろと勉強させて頂き有意義な講習会となり
有難うございました。会社役員、社員、従業員の安全とご繁栄を願うと共に
心より感謝申し上げます。
参与 菅沼 康光(元 株式会社安藤建設 取締役)
以前、参加した事がありますが安全講習会としての内容としては、ほど遠い印象を受けました。
むしろ事故報告と社長の自己満足にしか過ぎないような気がします。
永続バート社員の表彰と議員さんの話しが長かった気がします。
特殊な勤務地なので、それなりの話しをしてもらいたかったのが率直な意見です。汚れ落としの薬物の危険性などの話しもでず、お粗末な感じがします。
また労働時間や休憩時間がハローワークに出していた内容と大幅に違うのも気になります。安全対策とは、そういう見直しも大事かと思いました。