東京五輪と私の住む町

二年前、東京オリンピックの観戦チケットが当たり喜んでいたのも束の間、2020年には新型コロナウイルスの感染拡大が世界的大流行となり、東京オリンピック・パラリンピックは2021年へと延期されました。

私の住む町は、オリンピックの自転車ロードレース競技のコースにあたり、2019年の夏にはテストイベントが開催され、選手達が猛スピードでこの町を駆け抜けていきました。

この時ばかりは静かな町が一瞬賑わいを見せ、見たこともない人だかりに驚きました。

家から歩いて5分程の場所で間近に選手の姿を見ることができるなんて、本番がくるのをとても楽しみにしていました。

あれからおよそ二年が経過し、静かな町がまた少しずつ動き始めてきました。

歩道の植え込みには黄色いロープが張られ、交通規制の立て看板が立ってきました。

そろそろ、この辺りには聖火ランナーもやってきます。

あいにく公道走行は中止となってしまいしたが、近所の公園で聖火の到着を祝うセレブレーションの開催が予定されています。

あの時のワクワクとした気持ちがよみがえってきました。

セレブレーション当日は会場には入れないので、自宅から会場方向に耳を澄ませ、何らかの雰囲気を感じ取れればいいなと思っています。

東京オリンピック・パラリンピックの開催が近づいてきました。

これまで町を盛り上げていただいた、実行委員会ほか大会関係者の皆様、色々とご尽力いただき感謝申し上げます。

建物総合事業本部 F.Y