教育指導要領の改訂により、小学校・中学校の教科書が新しくなり、いよいよ来年2022年に高校の教科書が変わるそうだ。
特に歴史の教科書は必修が「歴史総合」となり、日本史と世界史の両方を学ぶのだ。そして、近代から現代がメインになるとのこと。
自分はとても嬉しい。
なぜなら、今まで縄文・弥生時代から始まり近代・現代を学習する頃は3学期で、駆け足で十分学んでいない現状を感じていたからだ。縄文式土器や弥生式土器を知っていても、今という時代にあまり大きな影響を与えるものではない。近代・現代を学ぶことの方が大きな意味を持つと思う。
なぜ、変わったのか?
日本がグローバル化し、外国の人と会話した時に海外の歴史を知らないと会話ができないという理由で、世界史が必修だった。しかし、現実は海外の人から日本の歴史を聞かれ、答えられない現実があったようだ。日本人なのに、自分の国の歴史を知らないの?という現実を外国の人は不思議だと感じていたらしい。
これで日本の近代・現代史を学ぶことで、日本人として未来を考え過去の日本を守ってきた歴史を理解する、若い日本人が多くなることを期待したいと思います。
萩生田元文部科学大臣に心より感謝を申し上げます。
管理本部 本部長 豊島弘己