絵本展

7月10日~9月5日まで八王子夢美術館で開催されていた「しかけがいろいろ!とびだす絵本展」に行ってきました。私自身は幼少期に、とびだす絵本などを見た記憶はほとんどありませんでしたが、チラシで見るとその展示会は面白そうで、娘にも絵本にもっと興味を持ってもらおうと思っていた事もあり、家族で見に行きました。

展示会では日本や世界中の絵本が展示してあり、絵の美しさだけではなく飛び出す仕掛けの内容が職人技でとても驚きました!こうした絵本は18世紀後半にイギリスで出版された絵本に始まるそうですが、その後ドイツ・イギリス・アメリカなどで様々に仕掛けを展開し、複雑かつ高度な技巧を凝らした絵本が生み出されていったそうです。単に飛び出す絵本ではなく、芸術作品ではないかと言ってもいいぐらい素晴らしい作品がたくさん展示されていました。実際に手にとって仕掛けを体感できたり、のぞき穴から見ると遠くまで続く奥行きのある宮殿の廊下になった仕掛けを見たり、また立体のドールハウスのようなかわいい家が飛び出していたりと楽しめる絵本ばかりでした。絵本の世界といっても本当に奥が深いです。今回の飛び出す絵本のような驚きと発見を感じる絵本もあれば、ファンタジー・歴史・物の成り立ち・図鑑などなど数多くあります。その絵本達からたくさん気付かせてもらうこともいっぱいあります。現代はテレビやスマホ動画など簡単にボタンひとつで見る事ができますが、絵本に触れる事の大切さを改めて感じることができ感謝です。娘と一緒に図書館など本に触れる機会を増やしていこうと思います。

                           管理本部 主任 中谷 梢