テレビが壊れた日のお話

先日、自宅のテレビが突然映らなくなりました。

音はするのに、画面は真っ黒です。

最初は入力切り替えの問題かな、それでなければ、HDМIなどの接続の問題かなと考えて試行錯誤していたのですが、一向に直る気配がありません。

本格的に参って、業者さんに確認してみたところ、

「この方法でダメだったら買い替えが必要ですね」と言われてしまいました。

「この方法」に懸けてみましたが、やはりダメでした。

もうこれ以上どうしようもなく、買い替えが必要になったので、急いで家電量販店へ向かうことに。

安くはない買い物になるので慎重に選ばなければと考えていましたが、テレビに関する知識があるわけではないため、悩むことは必至でした。

案の定、しばらく売り場を右往左往していたのですが、有難いことに店員さんが声をかけてくださいました。

「どんなテレビをお探しでしょうか?」

特にこだわりがある訳ではなかったので、サイズと予算と、その他最低限の希望をお伝えしたところ、

「はい、じゃあこれがいいですね。」と、迷うことなくある一つのテレビをチョイスしてくださいました。

あまりの早さにビックリしましたが、お伝えした希望どおりのスペックで、買わない理由がないものでした。

ほかのテレビが希望に合わない理由もザックリと教えていただき、あっという間の購入決定となりました。

店内に入ってから、10分ちょっとだったと思います。

正にプロフェッショナルだなと感じました。

豊富な知識で、お客さんの一番の希望を見極めるその技術力に、ただただ感服の思いです。

テレビの買い物一つ取っても、色々な人が関わっていて成り立っているのだと改めて感じましたし、その中のプロフェッショナルはどんな形であれ、格好いいものだと思います。

テレビは壊れ散々でしたが良い体験も出来た、そんな日に感謝です。

管理本部 曽我亮介