日輪が空に見えた日

先日空を見上げると不思議な光景が目に飛び込んできました。

ちょうど太陽を中心に取り囲むような光の輪が見えたのです。

もっとよく見てみるとその輪の色が虹のように輝いて見えてとても神秘的な景色に見えました。

これは日輪や日暈(ひがさ)、もしくはハロ現象と呼ばれるものだそうです。

雲の中にある氷の粒に太陽の光が屈折してできる現象だそうで、薄い雲が太陽にかかった時に見えるものだそうです。

だから虹色のように見えたりしたんですね。

これらの現象がみられるとき、実は天気が下り坂になるサインといわれており、低気圧や前線が接近してくると空の高いところに薄い雲ができるため、この現象が見られやすくなるそうです。

先日降った雹や霰も氷の粒ですから同じ現象の前触れだったりするのでしょうか。

とは言えなかなかこの条件が整うのはめずらしく、いくつもの条件をクリアした環境が必要となってきます。

古代中国では「兵乱の兆し」とされてきたり、反対にハワイやヨーロッパでは「虹を見るとよいことが起きる」といわれており特にハロ現象は普通の虹とは別格の「幸運を呼ぶもの」といわれたりしているそうです。

いずれにしてもそれくらい「遭遇したらラッキーなもの」といえるのではないでしょうか。

自分はといえば何か良いことが起きないかしらと心待ちにしている今日この頃です。

                             建物総合事業本部 T.K.