昨年の晩秋、ミナミの中心街、高島屋とマルイに囲まれた一角が突如歩行者天国と化しました。カラーコーンで区画整理され、目前のクリスマスを意識してか鮮やかなイルミネーションも出現し、道行く人々もどこか楽しげで活き活きとしています。
日頃は歩行者や車の交通量も多く、タクシーやバスの発着で賑わっていただけに、家族連れやお年寄りなんかも自由に往来している光景を目の当たりにして、何処か別の街に来てしまったような不思議な感覚でした。
後で知ったのですが、大阪市建設局が南海電鉄とタイアップして、なんば駅周辺の交通荷捌きの運用と歩行者空間の利活用等を検証するため10日間、社会実験として実施したとのこと。
何だかよくわからないですが、こういうことはいくらあってもいい。大阪市に感謝。
毎日あくせく働くサラリーマンの方々に一服の清涼剤、心のオアシスにもなる素晴らしい企画じゃないですか。
いつか、NGKのある中央区全体、さらには大阪市全域が、たとえ1日でもいいから歩行者天国になればどんなに素晴らしいだろうか・・・。
2025年の大阪・関西万博でこんな企画は突飛すぎますか、大阪市長さん。
建物総合事業本部 大阪支店 M.Y