日々、清掃する場所として大きく4か所に分かれます。NGK、SWING、吉本本館、吉本別館です。そして、場所によっては朝、昼、夜と勤務時間が分かれます。さらに、例えばNGKだけをとってみても1日に15人~17人が清掃道具を使います。朝と夜の2回、タオルやモップを洗濯機にかけます。毎日、毎日、何度も何度も洗濯していると当然ながら色がはげていきます。手すりやテーブル、ドアノブなどは白色、ガラスや鏡、洗面台などは青色、トイレの便器のふたや便座の表側は黄色、便器のそれ以外のところがピンクと使用箇所によって色分けしているタオルも徐々にみんな白っぽくなり、古くなったものはほとんど見分けがつかないほどに色褪せてしまいます。だから、便器用のタオルでテーブルなどを拭かないように細心の注意を払います。見分けるポイントはタオルを縫い合わせている糸です。糸もある程度脱色しますが、生地ほどまでは流石に色褪せることはないので、使用する前に必ず糸をチェックするように指導しています。
先日、あるクルーさんが私のところへやってきてこう言いました。タオルのカラーリングの見分けがつかなくなってきたので太い糸で目印を付けたとのこと。多分この糸ならあまり色落ちしないと思うので・・・と、握りしめた青い糸を私に見せました。
作業が一段落して、タオル置き場に行ってみると白っぽくなった青タオルの隅っこに青い糸が縫い付けてありました。言ってしまえば、白っぽくなったら新しいタオルを下せばいいのでしょうが、やはり安価なものでも積み重なれば大きくなってしまいます。たかがタオル、されどタオル。常日頃からクルーさんらには資機材を大切に使うことの重要性を説いてきましたが、あらためてそんな私自身もコストダウンを一クルーさんの行動で再認識させられました。
ありがとうございます。感謝感激雨あられ。
明日も頑張ります。頑張りましょう!
建物総合事業本部 大阪支店 M.Y