勤務地から程近くにあるから揚げ屋。その名も「幻のから揚げ」。今まで目の前を通る際に気に留めていなかった店ですが、夕飯時にふと看板が目に入りました。
店頭に人が並んでいる様子はありません。私は初めて店を利用する場合、いつもなら他のお客さんの入り具合を確認するタイプの人間です。
他のお客さんがたくさん利用しているから初めて利用する場合でも、それほど酷い商品に当たらないだろうと考えるためです。
ところがその日は初めて利用するから揚げ屋を、他のお客さんが並んでいるわけでもないのに利用することにしました。店頭に大きく掲げられた「金賞受賞」という文字が目に入ったためです。金賞受賞のから揚げってチェーン店等でもよく見かけますよね。
日本全国のから揚げ店どころか、ファミリーレストランのから揚げですら金賞を受賞していますから、一体どれほどの数のから揚げが金賞を受賞しているのか知れたものではありません。それでもどういうわけか金賞受賞というワードには心を惹かれる何かがあるようです。
肝心のから揚げですが、この店には白から揚げ(塩味)と、黒から揚げ(醤油味)があります。 白から揚げは期待通りの「金賞受賞」のから揚げでしたが、黒から揚げは少々味が濃すぎました。
ところで、私はここで白から揚げ3つと黒から揚げ3つを頼んだのですが、商品を渡される際、店員からさも当然のように「から揚げ1つずつおまけしときましたので!」と言われました。何故おまけしてくれたのかは不明です。
他のお客さんが誰も居なかったことに起因しているのかもしれませんが、私は結果としてから揚げを計8個手に入れられました。こういうのも巡り合わせというのでしょうか。
から揚げ2つ分得した気分にさせてくれた、「幻のから揚げ」に感謝です。
建物総合事業本部 大阪支店 U.M