8月に入ってから、日に日に暑さがまして寝苦しい夜が続いています。
夏場は、疲れが取れにくく、疲労感が増すことが多いですが、食材にとっても同様で、傷みやすいため冷蔵庫が大変重宝される時期です。冷蔵庫には長い歴史があり、1803年にアメリカで発明され、1923年に初めて日本に輸入されたと言われています。当時は、とても高価なもので一般家庭に普及するまで長い年月がかかりました。それから冷凍庫付き、2ドア式、自動霜降り取りなど様々な機能が追加され、現在の冷蔵庫に至ります。今となっては冷蔵庫が私達の生活に欠かせない家電の一つになりました。最近は、海外製の冷蔵庫の輸入も盛んになり、家電量販店では必ずと言っていいほど日本製品と同様に店頭に並んでいて、使い手の選択の幅が広がりました。もし、現代に冷蔵庫というものが存在していなかったら私達の生活はどうなっていたのかと想像することがあります。冷蔵庫がなければ、毎日その日中に食べきる分の食材を調達する、もしくは保存期間を長くする目的で添加物が過度に含まれる食材を口にするなどの選択肢を迫られていたかもしれません。当たり前のように数日前に購入した生鮮食品を食べたいときに食べたい分だけ調理し、使いきれなかったものは保存し後日食す、また作り置きして時短できるのは冷蔵庫のおかげです。私自身も週末にお弁当用のおかずを作り置きし、当日の朝に弁当箱に詰めるだけのスタイルで時短を実現しています。人間が生活するうえで必要な基礎である’食’の保存に大いに貢献し、生活の質を向上させてくれる冷蔵庫の存在にとても感謝です。一方で、世界に目を向けると冷蔵庫が必ず一家に一台あることが当たり前ではない国や地域に住んでる人々もいます。私達が住む日本では、自国生産の冷蔵庫も近隣の国々で生産された比較的安価に入手できる冷蔵庫もあることから、他国に比べると恵まれている環境なのかもしれません。
引用:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』