母の誕生日が近いということで、大阪府豊中市の「服部天神宮」をお参りしました。
このお社は、“足の神様”として非常に有名。数年前からヒザが悪く、通院している母。兵庫県西部の播磨地方で暮らす母に代わって参詣し、健脚健康を祈念しました。
……と書くとなんだか大層ですが、実はこのお社、大阪府吹田市の私の自宅からだとバスで一本。片道20分程度で参詣できるという好アクセス。といいますか、かつて私は同神社の最寄り駅・阪急電鉄「服部天神駅」の隣、「庄内駅」近くに住んでいたことがあり、なじみの深い神社でした。
ただ、母のヒザが悪くなるまでは、散歩がてらフラリと立ち寄る程度で、足の神様だと知ったのもつい最近……。なんとも罰当たりなことです(苦笑)。
“足の神様”らしく、境内には「足踏み石祈願台座(座って健脚を祈願する台座)」が用意され、また「くつ供養」などもしてくれるようです。
で、なぜ「服部天神」が足の神様として信仰を集めてきたのかというと……。
10世紀初頭、菅原道真公が京の都から九州・大宰府に左遷されることになり、赴任の途中、猛烈な足の痛みに襲われました。その際、服部の地にある少彦名命(医療・薬の神様ですね)をお祀りした小さな祠に祈ったところ、みごと快癒。
道真公が九州で亡くなった後、その祠に公の御霊を合祀。社殿も造営され「服部天神宮」となったそうです。
さて、せっかくお参りしたのですから、お守りを授かりたいということで、「わらじ守」を頂戴しました。小さいながらもきちんと編まれた凝った作り。ご利益がありそうです。
その時期、周囲でコロナに罹患された方が増え、残念ながら母の誕生日には帰郷できなかったのですが、感謝の気持ちを込めて、ちょっとしたプレゼントと一緒に「わらじ守」を郵送しました。
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